

「悪いことをしたら、刑務所に入れられ、反省する」
しかし、そこが極悪犯の溜まり場で、無法地帯だったら?
カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISONは、巨乳の女看守、カリンが監獄で墜ちていく物語です。
100時間も遊べる同人エロゲ
コンプリートを目指したら、余裕で100時間オーバー。
それが、『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』です。
囚人が占領した監獄を取り戻せ!
ザナドス帝国にある監獄で、「助けて欲しい」とSOS。
皇帝の専属秘書であるカリン達が来てみれば、凶悪犯たちが内部を占拠して、どうにもならない状況でした。
新しく監獄「要塞ガナン」の長官になったカリンは、その武勇を活かして、内部の治安回復を目指すものの……。
この『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、非常に分かりやすい目的です。
暴動が起きている監獄を制圧して、破綻しないように運営するだけ。
各エリアによって、レベル1~5に区分されており、外に近いほうから【制圧】へ。
ただし、「いったん制圧すれば、もう安心」ではなく、【無法状態】に近い【暴動状態】にもなります。
たとえば、制圧していても、カリンの服がめくれていて、直さないままだと、そのエリアにいる囚人たちが襲ってくるのです。
Hシーンは全て戦闘で発生する


この同人エロゲには、イベントHがありません。
全て戦闘中か、敗北した後に行われるのです。
その代わり、RPGツクールMVでありながらも、独自のバトル。
カリンを正面から見た視点に切り替わり、いくつものパーティーを倒していく、WAVE方式を採用しています。
上の画像で分かる通り、異世界ファンタジーです。
ゴブリン、スライムといった魔物も、この監獄に収容されています。
後述する【アルバイト】も、「カリンが戦闘をする」というシステムに統合。
一元化されたことで、万人に分かりやすく、ドスケベな体験が、お手軽に楽しめるのです。
原則的に、「カリンが淫乱になっていき、戦闘中にHをする」という方針によって、どんどん絡になっていきます。
【ビッチレベル】が低いまま、言い換えれば、「バカ正直に戦って、囚人を倒していく」にした場合、それだけ厳しくなることに……。
彼女はバステに抗えない

『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、バトルに敗北しても、GAMEOVERにならず。
【秩序】がゼロになった場合にだけ、「カリンは任務を失敗した」と見なされるのです。
つまり、何も理解せず、ひたすらに突き進み、モブたちに突きまくられるプレイでOK!
刑務所の経営として、エロ要素と上手く絡めています。
インターフェイスが秀逸で、誰がプレイしても分かりやすい画面と相まって、どんどん嵌まること、間違いなし!
「気が強くて、穢れを知らないエリートを蹴落とし、ひたすらに汚れさせる」
古典的なシチュエーションですが、この同人エロゲは、ゲームのシステムに落とし込んでいるため、満足感が違います。
逆に言うと、「サクッとプレイして、抜き所を探す」という内容では、ありません。
「やれば、やった分だけ、確実にエロくなり、シコれる」
この一言に尽きる話で、「1つの同人エロゲをやりこみたい!」と願っている方にベストマッチです。
監獄要塞の新たな長官カリン
ザナドス帝国で、凶悪犯ばかりを収容している、要塞ガナン。
警備兵をつけているものの、1人の美女に任せる時点で、もはやギャグでしかありません。
アホすぎる導入から始まる調教生活
RPGのイベントによる、人形劇。
小さなドットキャラが、コミカルに動き回り、ここだけでも面白く感じます。
コントのように、カリンが皇帝の専属秘書から、男だけの要塞ガナンの長官へ就任。
内心では皇帝も、「この女は、もう終わりだな」と思っていそうで、何とも……。
ともあれ、スタート時のカリンは、紛うことなき処女。
性知識もなく、悪事を働いて収監されている囚人と、良い対比になっています。
カリンは、頭の良いバカ。
少し挑発されただけで、あっさりと監獄の長官になることを引き受けます。
だから、この女をどれだけ淫乱にしても、全く罪悪感がありません。
マルチエンディングですが、『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、処女を守ってクリアすることに意味はなし。
「いかに、カリンを堕とすのか?」が、全て。
難易度の選択でかなり印象が変わる


最初に選べる難易度は、以下の3種類です。
- イージーな秘書モード
- ノーマルの看守モード
- ハードな囚人モード
上から順番に、監獄経営が難しくなっていきます。
具体的な違いは、立ち絵の右に表示された説明文によって、一目瞭然です。
最終的な目標は、この監獄の完全制圧ですが……。
戦闘中のセクハラや、敗北した後のHを見ることで、どんどんバリエーションが増えていく流れ。
ゆえに、ガンガン進んで、カリンに男を覚えさせたほうが、Hイベントを見やすく、淫乱にすることが可能。
まあ、難しく考えず、とにかくプレイすれば、それでいいのです。
やり込んだプレイヤーには、ご褒美としてのカリンの乱れる姿や、有利な経営になっていく監獄が報いてくれますから……。
後述するように、クリアした後で、ようやく『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』の醍醐味が分かります。
したがって、イージーモードで突き進み、いったんクリアするのも、一つの手です。
自分の選択で環境が変わるSLG
戦闘エロだけなら、良くて佳作。
だけど、『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、刑務所の経営シミュレーションとしても秀逸です。
看守長としての【指令】を出せば、「食堂に、プロのコックを雇う」など、様々な改善を行えます。
その系統でロックを解除していく、ツリー形式。
すっきりと分けられているため、「自分は、これだけ達成したんだな」と、ニコニコできます。
ここは、有名な洋ゲー、『Prison Architect』と同じですね。
ただ、今はツリー形式による、段階的なロック解除がメジャーだから、「奇をてらわず、素直に良いシステムを採用した」と褒めるべき。
「監獄のトップであるカリンが、痴女より酷い格好でバイトする」のように、良い意味でバカゲー。
お金を稼ぐことに、けっこう悩みます。
気合いが入っているミニゲームと併せて、この部分で全体の40%を占めているのが現状。
カリンはどんどんMになる
敗北の度に調教されていくため、カリンは負けやすいように、作られています。
Mでありながらも、監獄の長としての女王は、とても斬新な設定です。
戦闘中に受けたセクハラとHは全て蓄積
リソースが限られている、シミュレーション。
「どれを選択するのか?」を強いられる一方で、カリンは戦闘中に受けたセクハラ、Hを全て記憶していきます。
『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』の戦闘中はフルボイスで、えずく音すら、収録されています。
変に感動的なストーリーはなく、どこまでも囚人たちとの乱交が、繰り広げられるのです。
エロ特化の【パッシブスキル】は、400以上。
女体の各部位が開発されていき、カリンの精神も変貌していく定め。
同じHシーンを延々と見せられるのではなく、カリンと男たちの状況、過去の性体験などで、総合的に変わっていくのが、大きなポイントです。
どこを触っても柔らかい女体は、上の口からケツまで、余すところなく男を悦ばせます。
やっていることは、かなり悲惨。
でも、カリンが生意気なバカゆえ、笑って楽しみ、すっきりと抜けます。
バトル後にも敗北Hでフルコース


カリンは、1人で切り込み隊長を務めて、並み居る囚人たちと戦います。
SLGとして【疲労度】の概念もあり、連戦を重ねると、驚くほど弱くなることに……。
監獄の治安である【秩序】が低いほど、敵の数が増えるものの、【支援金】も増えます。
この塩梅も、かなり面白いですよ?
敗北したら、人けがない場所へ連れ込まれ、無力なカリンは、ひたすらに性奉仕。
まさに順番待ちで、バトル画面のままで、突き出された肉棒を上下の口や、手でしごきます。
女の穴を総動員という体裁で、男たちの性欲の高さによってもプレイが変わる、こだわり。
『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、【バトル=Hシーン】としているから、ダイナミックな流れ。
差分を含めれば、常に新しいカリンの姿を見られるのは、とても素晴らしい発想です。
基本的には、カリンと正面から向き合っている構図。
つまり、プレイヤーは、襲っている囚人たちの側です。
普通のRPGのバトルだったら、ここまで売れなかったでしょう。
戦闘を含めた、Hシーンに入れば、いつも主観視点で、カリンを眺められます。
10時間を超えても飽きない理由の1つは、これですね。
戦闘で自分から乱交する淫乱ビッチ
「4人を超える敵が、1人のカリンに襲いかかる」
となれば、H攻撃による脱衣や、オッパイを揉むといった行為も……。
上手くできているのは、カリンの各部位への性欲がある点。
興奮した部位を責めるプレイへつながり、本格的なHに発展するのです。
同じパターンでも差分が多く、単調になりがちな戦闘も、長く楽しめます。
最終的には、【快楽値】が溜まったことでの絶頂などで、カリンは追い詰められていきます。
全てのH攻撃は、それがどれだけ軽いペッティングでも、全て【パッシブスキル】に集約。
これらは永続的なバッドステータスで、開発された部位は、感度や性欲が上昇しやすくなるのです。
しまいには、戦闘中に自分からオナニーで誘い、男の尻を舐めつつ、バックで二穴挿しと、立派な変態に成長します。
独自のシステムを理解して経営
『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、ツクールの原型を残さないほど、独自路線です。
こだわり抜いた素材で、オリジナルのシステムは、一度クリアすることで理解。
一度クリアしてからが本番
このゲームをやり込む方法は、クリアすること。
一通り体験しなければ、全体をイメージできず。
『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、比喩ではなく、イージーの最短攻略でも10時間は硬いボリューム。
そもそも、「ゲームオーバーになって、どんどんリスタートしてね!」という仕組み。
【ニューゲーム+】のおかげで、エンディングの種類にかかわらず、データを引き継いでの再スタートへ!
カリンは淫乱で、強くなっていき、一方でプレイヤーのあなたも学んでいきます。
他のエロゲ、RPGで通用したセオリーは、すべて忘れてください。
ターンを稼いでの様子見など、無用!
ただ、雄々しくそそり立つ肉棒の群れにカリンを突っ込ませて、突っ込まれるだけ!!
称号などのコレクションで長時間プレイ
全ての行動に、意味があります。
『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』の豊富なステータス、その数値は、飾りにあらず。
100種類オーバーの称号は、「コンプリートが不可能」と言えるほどの数。
どれも、カリンが1つの壁を乗り越えた段階で、授けられます。
プレイヤーの誇りであると同時に、「カリンが、どのような経験を積んだのか?」の道標でもあります。
意表を突いたものはなく、原則的に「特定の行為を一定回数、行う」という、実績系です。
称号には、ゲームが有利になるパッシブ効果と、装備によるマイナス効果も。
これだけでもプレイヤーの数だけ、個性を持つカリンがいます。
自分のプレイを肯定された感動があるため、長時間プレイが捗ります。
その自由度でカリンを淫らに染め上げろ


要塞ガナンの経営は、日々のコストとの戦いです。
そのためには、カリンは娼婦のような真似も厭わず、セクハラだらけの酒場などで働きます。
- 酒場の看板娘
- 面会室のアルバイト
- ストリップクラブの嬢
それぞれ、ミニゲームになっていて、働くことで経営上のメリットがあります。
Hイベントも楽しめるため、一石二鳥です。
ぎゃくに言えば、これらを活用しない場合には、それだけキツくなります。
この他にも、特定のトイレに入ることで、壁穴から出てきた肉棒によるH、オナニーを行うことが可能。
これらのミニゲームを楽しめるかどうか……。
『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』の醍醐味は、これらを含めてのこと。
「せっかく作ったのだから、ちゃんと遊べ!」とは言いませんが、ミニゲームを前提にした難易度、作りではありますね。
Hイベントもありますから、一度は見ておきましょう。
プリズン攻略はカリン次第
「異世界ファンタジーの刑務所を運営していく」
ありそうでなかった、面白い発想です。
刑務所の設備やイベントは新鮮
現実の刑務所である、囚人が一斉に食べる食堂、仕切られた面会室と、定番の設備を押さえつつも、スライムなどの魔物もいるファンタジー世界。
『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、既存のパーツを上手く組み合わせて、そこにオリジナリティも付加しました。
独自のバトルを含めて、Hシーンを一元化したのは、1つの功績と言っても良いほど。
それでいて、お馬鹿なノリだから、鬱展開にならず。
馬鹿な巨乳女がいて、収監された悪党たちと一緒に、楽しくHをしていくだけ。
ノリとしては、『アユラクライシス!』と同じ。
ストレスフリーで、主人公の女がどんどん淫乱になっていきます。
「チッパイの元気娘を思う存分に弄り倒して、どこでも発情してオナニーするメスガキに!」そんな夢をかなえられるのが、アユラクライシス!です。ドット絵にこだわった傑作で、同人エロゲのみならず、全てのゲームの頂点と言え[…]
『ミッションマーメイデン ―ハスミと深海の姉妹―』でも、デバフが重なっていました。
ですが、ヒロインにHな要素を付け加えていくスタイルは、最近の流行りでもあります。
富士山の麓で地下に潜り、世間に知られないままで、人類を救ったハスミ。ミッションマーメイデン-ハスミと深海の姉妹-で、彼女は正式に特殊部隊のメンバーとなり、ジャングルで発見されたバイオ兵器の調査へ。そして、拘束と催眠によ[…]
「囚人に支配された監獄を取り戻し、きちんと管理していく」
インモラルを積み上げたような、どこまでも淫靡で、救いがない世界観。
カリンが行き着く先は、明るい世界ではありません。
新たな女主人として君臨すれども、穢れを知らない、皇帝の専属秘書だった頃には戻れず。
面白いツボをしっかりと押さえた名作
現在のエロゲは、全ての要素をやり尽しています。
SF、映画と同じ問題ですが、過去の作品による壁によって、「完全に新しい作品」は不可能です。
「ダンジョンによる時間稼ぎをせず、ひたすらにバトルでH」という『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、分かりやすく、時間を忘れてプレイできます。
カリンズ・プリズン 毛DLCという、ギャグのような有料DLCまで。
彼女にチン毛を付着させるために、わざわざ作り出しました。
「お手軽なエロには、お手軽な射精だけ」
制作者のRemtairy (レムテイリー)様の声が聞こえてくるような、どこまでも遊べる、同人エロゲ。
時間がかかるんですよ、これ。
でも、やればやるほどに、H方面で報われます。
ゲームシステムとして、一般の商業レベルで完成されていることも、高評価と売上に貢献しています。
経営シミュとRPGが上手く融合
刑務所の経営シミュレーションと、エロRPGの融合。
言うは易く、行うは難しだが、『カリンズ・プリズン KARRYN’S PRISON』は、それをやり遂げました。
監獄の運営に失敗すれば、暴動や、治安の悪化による敵の増加と、反映されるのです。
逆に、カリンが体を張って囚人を満足させれば、それだけ運営で有利に……。
本筋は、要塞ガナンの奥にいる、ザナドス帝国の打倒を企む首謀者の排除。
けれども、カリンの視点では、囚人の性欲を満たすことでの鎮撫がメインになります。
現実のように、色々な方策で改善していく一方で、カリンを調教する日々。
それを行うのは、本当の意味での黒幕とも言える、プレイヤーのあなた。
トップにいる貴方が、哀れでお馬鹿なカリンを操り、どうしようもない囚人と乱交させる。
これは、それだけの物語。
変に格好つけたり、お涙ちょうだいの感動ストーリーと比べて、実に爽快。
そして、シコれる世界観です。