くノ一花梨!江戸の町で怪盗をする美少女は淫らに花咲く!

リアルな、江戸の町。
当時で見れば、世界でも屈指の人口密度と、生活水準を維持していた、一大都市です。
くノ一花梨は、貧富の差があって、権力と癒着した悪徳商人にギャフンと言わせる、義賊の物語。

古典的な時代劇をどうぞ

時代劇は、勧善懲悪。
「悪を罰して、正義を成す」という基本で、安心して見られます。

豊富な立ち絵とフィールド

花梨(かりん)は、江戸の町で一人暮らし。
団子屋で働く、看板娘です。

しかしながら、夜には「怪盗ねずみ小町」となり、江戸の富豪から千両箱を盗み、庶民にばら撒くという、義賊。

人相書きと、目撃証言だけで捜査する、江戸。
油に灯す火が、唯一の光源とあって、花梨の正体はまだバレていません。

しかし、闇に蠢く存在は、義賊を続ける花梨も巻き込み、大きな流れへ……。

『くノ一花梨』が暮らしている部屋は、長屋というより、旅籠(はたご)ですね。
貧乏な庶民は、掛け軸があるような間取りでは、暮らせないはず。

義理人情を大切にする江戸の町

江戸は、全国から人が集まっていました。
参勤交代による侍だけでも、かなりの人数。
下働きのモブを含めれば、街が移動しているレベルです。

さらに、地方の村では食えず、仕事を求めてきた小作農の次男、三男なども……。

これには、口減らしで斡旋人に買われていく子供――特に、若い女――も、含まれていました。
商家の奉公人については、普通に「住み込みの雇い」ですが。

ともあれ、藩主に暇を出された元侍など、「犯罪者ではないが、訳あり」の人間が、集まっていたのです。

下町では、助け合いが基本。
今でいう四畳半の長屋に住み、同じ棟や、周りの住人との交流がありました。

悪人と戦って凌辱される日々

『くノ一花梨』は、江戸の町を再現したフィールド。
実によくできていて、リアルで眺めているかのよう……。

BGMや効果音。
操作性についても、プロレベルですね。

上の画像のようにHイベントが豊富で、多くの場合、段階イベント。
当時も、お武家様の子女でなければ、フリーセックスみたいなもの。
その意味では、「本当の意味で、江戸を再現した物語」と言えます。

バトル中のセクハラ、敗北Hの他に、町での売り、合意によるHも!

花梨には、各部位の【開発度】があり、処女の可否まで。
ただし、『くノ一花梨』を処女でクリアしても、ほぼ無意味です。

平均10時間のプレイだから、「気に入った相手で捨てる」、あるいは、「とっとと失い、エロエロに!」と割り切ったほうが、良いかと……。

史実の江戸の夜も長い

江戸と言っても、時代によります。
ただ、「庶民にも灯り用の油が普及して、夜の時間帯ができた」というのは、事実。

庶民の裏長屋にも灯り

長屋は、表通りにないパターンが大部分。
そのため、江戸に到着した人間は、「裏長屋」に住むのです。

花梨は、大名や家老の娘が泊まるクラスの部屋。
内装とインテリアが、長屋のそれではありません。
まあ、ゲームですからね……。

ともあれ、花梨は恵まれた環境で、江戸の生活を楽しんでいます。

幕府の治安維持で、実際に捜査する与力、同心がいます。
よく勘違いされていますが、幕府の役人は少なく、実際に逮捕している岡っ引きは民間人の協力者、今でいう筋者です。

江戸時代の初期は、藩のお取り潰しで食い詰めた浪人による辻斬りや、強盗。
そのため、『くノ一花梨』のように、灯りがあっても、夜は危険でした。

居酒屋や吉原で一息つく男たち

「味付きのおつまみ、軽食と一緒に、酒を出す」
この文化が発達したのも、江戸時代。

太平の世になったことで、物流が安定したからです。

もう1つの大きな理由は、日本全国から働き手の男が集まり、「日の出と共に仕事を始め、夕暮れに終わる」という流れができたから。
家族がいない男のため、惣菜を売り歩く行商人も、一般的に。

同時に、女不足による遊郭も、急速に発展。
今でも有名な吉原に集められる一方で、外で営業している遊女もいました。

この吉原は、お忍びで有名な大名も通うほどで、気に入った遊女の身請けなど、色々なドラマがあったのです。

夜鷹と遊女では雲泥の差

セックスの技術は、江戸の文献でも、多く残っています。
庶民、遊女のどちらも、人が集まっている場所ゆえ、色々と競っていく流れに……。

長屋のように、音がダダ漏れですからね。
上の武家であっても、襖(ふすま)と障子で、仕切っているだけ。
おまけに、護衛の侍や、お付きの腰元(昔の侍女)が控えていて、プライバシーは皆無。

『くノ一花梨』が春を売る場合には、立ちんぼの夜鷹(よたか)と、店にいる遊女の2つ。
ただし、両者はピンキリの立場。

夜鷹は、粗末な敷物だけで、路上のセックス。
いっぽう、遊女は豪華絢爛な部屋で、ゆっくりと……。

値段も、蕎麦(そば)一杯分と、数万円からで、全く違います。
遊女になった花梨は、花魁(おいらん)の格好に近く、そうであれば、一晩100~300万円です。

庶民の命は二束三文だけ

江戸は戦乱で殺される危険が少なく、真面目に働いていれば、周りが助けてくれます。
とはいえ、「代わりは、いくらでもいる」と言われれば、それまで。

箱入り娘は大店や武家の娘だけ

武家はプライドが高く、算術をバカにする傾向のため、家計はいつも火の車。
しかし、いざとなれば武力を使えて、支配者だから、尊重されています。

安月給の御家人でも、町人と比べれば、上の立場。
そこそこの武家からは、「武家の娘」として、文字通りに屋敷から出ない生活です。

いっぽう、大店(おおだな)の商家でも、経営者の娘は大事にされました。
金と影響力については、大名より大きいぐらい。
ただし、「商売を続けていく」という至上命題で、中年の番頭との政略結婚が当たり前。

『くノ一花梨』は、忍者。
透波(すっぱ)、乱波(らっぱ)と呼ばれ、下級の武士からも蔑まれていました。
彼らの貞操に意味はなく、むしろ情報や協力を得るために、どんどん売り渡すもの。

湯屋は混浴で貞操観念はない

江戸では、湯屋(ゆや)の文化も、忘れてはなりません。
公衆浴場に集まる人々は、今とは違い、ほぼ真っ暗中で体を洗い、男もムダ毛を処理しつつ、湯船に浸かります。

まさに裸の付き合いで、ここだけは武士、町人、浪人の区別なく、「一声かけての入浴」といった独自の文化。
幕府の統制もありましたが、混浴の入込湯(いりこみゆ)も多く、中には湯女による風俗店を兼ねたタイプも……。

混浴の場合は、薄暗い中でセクハラを試みる男が日常茶飯事で、それなりの家の娘は護衛の女に囲まれた状態で入っていたそうで。

守るべき物がない庶民は、混浴によるフリーセックスで相性を確かめ、気に入った相手と付き合う、結婚するパターンも珍しくありません。
『くノ一花梨』は、まさに江戸の実態です。

平均寿命30歳で大火が怖い

食うに食わずで、村の年寄りに絶対服従の村よりも楽しい、江戸の生活。
けれど、定期的に大火があって、数年に1回は火事で死人。

木造で密集していれば、そうもなります。

一番ヤバかったのは、明暦3年、西暦1657年の「明暦の大火」です。
江戸の大半が焼失して、死者は10万人オーバー。
火事に区別はなく、大名、旗本、寺社、橋、町屋と、あらゆる場所が被害に……。

そこからは、火災の延焼を食い止める町割りが進められ、消火活動の備えも。

平均寿命も、30歳ぐらい。
老人は60~70歳ぐらいで、「社会的に成功した人間は、周りを使えて、金もある」といった感じですね。

そう考えたら、「宵越しの銭は持たない」=「いつ火事で死んだり、財産を失ったりするか」という諦観にも思えます。
貧乏で身寄りがない庶民が、「処女は、いつか大事な人に……」と言っている場合では、ありません。

和風の世界で遊べるエロゲ

同人エロゲでは、あまり見られません。
なぜなら、着物の描き分けや、江戸の町を再現するのが、かなり面倒だから。

サムライヴァンダリズム

「幕末の京都」をテーマにしています。
主人公は、下っ端のくノ一とは真逆の、幕府の実行部隊の1人。

浪人ルートへ進めば、似たような展開です。
こちらは、良い意味で適当になっていて、現代のエロプレイである「ストリップ」「レズショー」なども完備。

ファンタジー要素が混ざっていて、純粋な日本文化とはいかないものの、DLsiteで堂々のナンバーワンです。
「ボイスが欲しい」「3人ぐらいのヒロインが欲しい」という方は、ぜひどうぞ!

おねショタ剣戟ACT 廻るハゴコロ

こちらは、主観視点のアクションゲーム。
日本っぽい文化を持つ、別の国です。

お色気攻撃で翻弄してくる、大量のお姉さんを捌き、巨悪を倒せ!

ショタの主人公は、巨乳の美女たちに囲まれ、あえなく女体に埋もれ、射精する定め。
むろん、乱交による本番も、たっぷりとあります。

連撃による爽快感と、第三者の視点を交えた乱交は、他にない興奮です。
時代劇の雰囲気たっぷりで進む、熱血ストーリーも見逃せません。

10時間以上のRPG

「次の連休で、まとめてプレイしたい」と思える、良作です。
時代劇のお約束を守りつつ、エロエロになっていく『くノ一花梨』を楽しめます。

NPC男との段階イベント

数人のモブと、段階的に結ばれるイベントもあります。
『くノ一花梨』のメインストーリーは一本道ですが、こういったサブイベントが豊富!

江戸の町は女が少なく、「結婚したけど、離婚して別の男と再婚」が珍しくなかったようで……。

まあ、「女が1人で生きられない時代」という事情も、大きかったですが。
花梨ほど若く、美少女ならば、おおよその男と結婚できます。

「そういうエンディングも、あるよ?」というだけで、無理に見る必要はなし。
どちらかと言えば、後述する「乱交しまくり」のほうが、ドスケベでお勧め。

妊娠出産と大淫乱による乱交

ゲームを進めると、花梨は出産できます。
ほぼ確実な避妊がなく、アナルで済ませる時代に、牝穴で出せば、そりゃ妊娠しますよ?

子供の人数でも実績があって、深く考えたら、負け。
『くノ一花梨』を淫乱にしていけば、やがて江戸の町中でも、NPCとの乱交へ……。

これぐらい、ハッちゃけたほうが、遊んでいて楽しいです。
「くノ一」の時点で、消耗品ですし、花梨でヤリまくり生活をエンジョイ♪

長いRPGだから、変にお堅いほうが、損をする感じ。

処女を守る意味がほとんどない

一番の理由は、『くノ一花梨』に処女エンドがないこと。
守る意味がなく、「どの相手を選び、どのタイミングで捨てるのか?」が、大きな問題に……。

ズポズポとされて、大喜びの淫乱娘は、いつまでも愛でたい表情。
Hシーンは多いが、主人公の花梨がメインです。

マルチエンディングだけど、ゲームバランス、マップは分かりやすく、ストレスなし。
でも、前述したように、長い!
周回プレイが面倒な方は、ネタバレに注意しながら、攻略情報を見たほうがいいかも……。

とはいえ、高い完成度の同人エロゲであることは間違いなく、セールや割引になったら、買っておきたい名作です!