あまえんぼは、かつての懐かしい夏休みを振り返ることができる、寂寥感に溢れた夏休みゲームです。
……すいません、嘘をつきました。
「夏休みで遊ぶのってHだよね、やっぱり」を地でいって、帰ってこなかったのが、この同人エロゲ―です。
田舎町と従姉弟の家が揃った
主人公は、両親が忙しいことで、夏休みに従姉弟の家に預けられました。
田舎町と親戚の家が揃ったからには、ヤルことは1つしかありません。
田舎町でやることがないからヤル
「自然豊かな」と形容したところで、何もないことは事実です。
主人公は退屈な場所に閉じ込められ、外に出てもやっぱり虫ぐらいしかいない日常を過ごします。
では、ここで、問題です!
主人公は、何をやって時間を潰していくのでしょうか?
はい!
答えは、「男女で仲良くすること」です。
簡単な問題でしたね?
この『あまえんぼ』に難しい理屈や、社会的などーのこーのは、一切不要です。
主人公がメスの身体を知って、一緒に気持ち良くなって、所かまわずにパンパン、ジュポジュポするだけ。
おあつらえ向きに若くて可愛い、あるいは美人が揃っているので、ガンガンとおねだりしましょう。
どう見ても過疎地域っぽいのに若い女が多くいて、どいつも主人公の相手をしてくれることに恐怖を感じないでもありませんが、たぶん考えたら負けです。
3人の女が主人公を出迎えてくれる
ロングで清楚な結衣、まだまだ現役の美雪、ギャル系だが可愛らしさもある莉音の3人が、主人公を出迎えてくれます。
この家は丸ごとヤリ部屋なので、どんどんおねだりして、女体の奥深さを教えてもらいましょう。
1日の行動は時間帯によって区切られていて、【午前・午後・夕方・夜】の4パートです。
夏休みの課題を手伝ってもらう名目で、アイテムを使いつつも、様々な行動をしていきます。
さすがに、最初からフルスロットルで股を開いてくれるわけではなく、段階的に男女の関係になっていく流れです。
SEとして、「オオーッ!」などのガヤが入る場面もあるので、そういった演出が苦手な方は注意しましょう。
基本的に、夏休みで親戚に預けられたボク君を追ってみた、バラエティー番組のノリです。
ボク君の一人称で進んでいきますが、独特の雰囲気になっています。
場所や時間を考えずとにかくH三昧
体験版では、ボク君が両親に連れられて、小さい頃に一緒に遊んでいた従姉弟がいる親戚の家にやってきます。
主にオッパイが大きく成長した女たち2人に、夫との性生活に満足していない若奥様1人という、豪華3本立てです。
当然、その娘2人の共同制作者である叔父さんもいるのですが、シルエットのみ。
いや、中年の男の立ち絵があっても、困りますけどね……。
この叔父さんはよく分からない立ち位置で、ボク君が寝る場所として娘2人か、妻のところを選ばせてくれます。
いくら同人エロゲ―であっても、本気で意味が分かりません。
来客用の予備の布団ぐらい一組あるでしょうし、なければ、安物を買えばいいだけの話であるのに……。
むろん「ファックしていいぞ!」という許可ではないものの、寝取られたがっているとしか思えません。
主人公がひたすらに甘える
この『あまえんぼ』は、夏休みの課題をこなし、アイテムをあげて好感度を稼ぐことで、ご褒美にHさせてもらいます。
子供向けに「えらいえらい」と頭を撫でてもらうのではなく、下の硬くなった棒を「えらいえらい」してもらうわけです。
基本的にコマンドでおねだり
ボク君は年下だから、あくまで【おねだり】をするしかありません。
家の各部屋を移動して、そこにいる女にコマンドでお願いするのです。
ゲーム冒頭の段階では、まだHなお願いをするための準備が整っておらず、もどかしくなります。
しかし、ボク君が夏休みの課題をしっかりとこなして、好感度を十分に上げていれば、どんどんHイベントが発生するのです。
【おねだり】の内容は、「オッパイ見せて」「スカート捲って」「しゃぶって」といったHの要求です。
すぐに抜きたい時には、立ち絵からすぐにHイベントになるから、非常に便利です。
ただ、独特の箱庭になっていて、移動は場面の切り替えや短い距離の移動であるものの、ゲームのイベントを進めてようやく自由にHを見られる感じ。
その女を口説いている雰囲気を味わう点では、抜群と言えます。
スキルツリーで難しい体位も習得
パラメータの1つに【思い出】があって、イベントを積み重ねて絆を深めれば、スキルツリーによる様々な体位や、おねだり、Hスキルを習得できます。
夏休みの課題を少しずつ計画的に進めるボク君の手にかかれば、女と肉体的に仲良くすることも朝飯前。
叔父さんの目を盗んで、次々に一緒に住んでいる女たちを落としていく様子は、まさに「甘えんぼう、恐るべし!」の一言です。
「習うより慣れろ」とはよく言ったもので、ボク君は異常なスピードでセックスが上達していきます。
まあ、美少女や美女がいくらでも相手をしてくれる環境で、それを嫌がる男はいないでしょう。
攻略の手順によっては、ボク君が女3人をすっかり従えて、知らぬは叔父さんばかりの状況に。
何が悪いって、そりゃ「初日に同衾を許した叔父さんが迂闊すぎた」としか言えません。
トイレ中や睡眠中でもお構いなし!
ゲームが進行すると、【思い出】パワーによってどんどん変態行為が加速していきます。
初日には、トイレに入っているヒロインを眺めるだけだったボク君は、その中に突入して襲ったりするのです。
その他にも、睡眠中の挿入など、アブノーマルなプレイに耽溺するボク君と女たち。
来たばかりの時の距離感はどこかに吹っ飛んでしまったらしく、仕舞いには3P、4Pといった多人数プレイにまで発展!
「女たちは、どれだけ欲求不満だったのか?」
「それとも、この女たちはサキュバスだったのか?」
真相は闇の中で、分かっているのはボク君に籠絡されていることだけ。
斜め上から室内を見下ろす視点のため、余計にインモラルな雰囲気が強調されています。
虫取りと並んで、笑顔でバックから突くボク君の姿が描かれている【絵日記】は、もはや狂気の塊。
……これ、夏休み明けに、提出するの?
アペンドで大幅にパワーアップ
『あまえんぼ+(Append)』によって、『あまえんぼ』は新たな姿を見せてくれます。
ゲームシステムの大幅な拡大なので、本体を買うのならば、ぜひ購入です。
アペンドでサブキャラがメイン級に
『あまえんぼ+(Append)』は、有料の追加データです。
パッチのため、単体での動作はしません。
具体的なアペンドの効果は、サブヒロインのあかり、カガミ、ミズキ、スズカ、シズクの5人にHイベントが追加され、ヒロイン級への格上げです。
「サブヒロインが大好きなのに、イベントが少ない!」とお嘆きの方でも、このアペンドを導入すれば、もう安心!
もちろん、メインヒロインの結衣、莉音、美雪の3人も黙ってはおらず、「淫乱」「奉仕」「変態」の3パラメータに応じたHイベントが追加されるのです。
アブノーマルなプレイが充実したことで、「背徳の都もかくや」という状況に!?
この他にも、ED追加、絵日記の追加、おねだりの追加と、ボリューム満点!
通常のアップデートではなく、わざわざ有料版にしただけの内容です。
田舎町で童心に帰った遊びをマン喫
一見すると純真なボク君が、周りにいる女たちをどんどん狂わせていきます。
色欲の権化たる主人公は、田舎町のいたるところでお楽しみの日々です。
ゲーム開始時は、まだ常識的で、「勃起してどうしよう」と可愛げがあります。
しかし、これが中盤を過ぎる頃には、「しゃぶって」に変わるのです。
「暑いからアイス食べる?」という感覚で言われた女たちは、当然のように笑顔でしゃぶります。
女との行為をトロフィーのように絵日記で報告する彼の頭の中は、一体どうなっているのでしょうか?
たぶん、それを知ったら、我々も日常に戻れなくなってしまうに違いありません。
というか、ボク君は夏休みが終わったら、自宅に帰るのですよね。
後に残された、徹底的に調教された女たちは、あっさりと見送って終わるのでしょうか……。
3人の従姉弟たちもさらにエロエロに
ボク君の暴走における一番の被害者は、従姉弟の家の女3人です。
娘2人は置いておくとしても、その母親はもう夫では満足できないことは確実。
アペンドは、コスプレなどのスケベな行為に重点が置かれていて、本編ではあまり意味がなかったパラメータが日の目を見ます。
4Pに至っては、もう叔父さんがいなければ、同じ部屋でヤリまくるだけ!
サブヒロインを含めて、これだけ酒池肉林を繰り広げていたボク君も、実家に戻ってから大人しく過ごせるのか、とても疑問ですね。
ゲームクリア後の日常は彼らに任せるとして、楽しく気持ちいい夏休みをボク君と一緒に過ごしてみましょう。
有料のアペンドを入れれば、メイン格のサブヒロイン5人、メインヒロイン3人という、驚きの穴の数です。
夏休みで大人の階段を上りすぎ
一夏の経験が人を成長させると言いますが、このボク君は大人の階段を上りすぎです。
箱庭的な画面で繰り広げられる交尾の数々には、自由という言葉がよく似合います。
ヤリチンも思わず真っ青になる所業
『あまえんぼ』のゲームが進むと、【女=穴】になります。
各種コマンドが充実して、オッパイを見せてもらうも、しゃぶってもらうも、下の穴に入れさせてもらうも、全て思いのまま。
何が怖いって、それが日常として淡々と続くことです。
メインキャラ3人とサブキャラ5人ぐらいが、会っては挨拶のごとく性交して、また別れる。
「さすが田舎。夏は暑いし、やることないものね……」という言葉では、ちょっと誤魔化しきれません。
ボク君の精力も絶倫の一言で、複数の女を満足させるぐらい、お手の物。
そして、夏休みの課題や、夏休みらしい健全な遊びも、その合間にやっていきます。
はい。
このゲームに、ツッコミ役はいません。
みーんな、ボク君を甘やかしてくれる、良い女ばかりです。
正確には、妻や娘たちを寝取られる叔父さんが、最後のストッパーと言えるものの……。
とあるサンプル画面には、「リビングのテーブルで酔いつぶれて寝ている叔父さんに構わず、ボク君が3人の女をヤッている」という、凄まじい構図もあります。
良い笑顔でまぐわっている絵日記
夏休みの課題の1つとして、ボク君は1日の終わりに絵日記を書きます。
その日に何をしたのか、どういう出来事があったのかを記す、アレです。
“今日は、他の人たちと遊んだ”
分かります。
“今日は、駄菓子屋のお姉さんと知り合った”
分かります。
“今日は、お姉ちゃんと海で青姦”
分かりません。
これらの出来事について、ボク君はクレヨンで綺麗に描きます。
だから、「お姉ちゃんをバックから、気持ちよく突いたのだな」と、一目で分かるのです。
この絵日記を夏休み明けに提出された担任は、いったい何を思うのでしょうか?
そこから全てが衆目の下に晒されるのかと思ったら、かなり興奮しますね!
『あまえんぼ+(Append)』を入れると、従姉弟たちとの変態プレイも、絵日記でしっかりと再現!
ボク君とお姉さんのどちらも、最高の笑顔でヤッていることを読み取れます。
淫乱で変態になっていく従姉弟たち
『あまえんぼ』は、従姉弟たち3人がボク君の言いなりで、ファイナルアンサーです。
そして、『あまえんぼ+(Append)』で本物の変態になってしまい、淫乱で、普通のプレイでは満足できないメスに昇華します。
メインヒロインだけあって、従姉弟たちは心情の描写やHイベントが豊富です。
本体のサブヒロインたちがヤリ捨てであるのに対して、丁寧に初めてのHまで進みます。
ゲームの序盤は、いかにも男と遊んでいそうなギャル系の莉音だけが手コキといった抜きで対応します。
まだ従姉弟たちの母親の美雪、もう1人の従姉弟である結衣には、おねだりすら不可能です。
仕方なく、自分でしごいて処理するところが、妙に生々しいですね……。
キャラがドット絵でよく動く
『あまえんぼ』は、基本的にドット絵によるHイベントです。
箱庭として斜め上からの見下ろし画面があり、上下左右の隅にキャラの立ち絵や、現在位置などのデータが表示されています。
特に、ドット絵の動きが素晴らしく、Hイベントの体位と出し入れの様子は一見の価値あり!
日常シーンでも、山で虫がいないか下から見上げる場面などで、とても臨場感にあふれています。
各ポイントを選択すると、一瞬で移動するゲームシステムです。
その範囲内をクリックすることで、調べられます。
移動できるポイントはあまり多くありませんが、その代わりに描き込みが凄いです。
日にちや曜日によって、マップイベントが変化します。
メインヒロインの攻略には時間がかかるので、合間でサブヒロインをつまみ食いしながら、気長に取り組みましょう。
ドット絵のHアニメーション
ドット絵のHイベントは、女がいる部屋に移動することで実行可能です。
各部屋で3パターンぐらいの場所があって、それぞれに見合った体位や姿勢になります。
従姉弟の家の全てがプレイルームで、女に上から伸し掛かるボク君や、ベッドに腰かけて女に咥えさせるボク君の勇姿を見ることができますよ!
『あまえんぼ』は、見下ろし画面でドット絵だから、まさに2人の動きが丸見えです。
ゲームの性質上、左下にボク君の立ち絵が出ていて、後述する一枚絵でもボク君の裸が出てきます。
そのため、「美少女だけ画面に出ていて欲しい!」という方は、気をつけましょう。
原則的に、ボク君を警戒するキャラがいない部屋で、なおかつ、すでにOKサインが出ている女がいる場合にHイベントを選べます。
まさに、1日中、家のいたる所でズコズコやっている有様です。
CGによる体位や服装の表示も
Hイベントでは、通常の画面に大きなCGを表示する形式です。
ただし、画面が全て隠れるほどの大きさではなく、どのような体位であるのかを示すための補助。
真夏だから、上着をペロンと捲ったら、すぐにブラです。
服装についてのバリエーションはなく、コスプレ要素は『あまえんぼ+(Append)』の従姉弟たちとなります。
ドット絵はとても素晴らしいものの、逆に言えば、そちらに全振りです。
画面の構成として、どうしてもキャラが小さめになってしまうので、まず体験版でチェックしてみましょう。
横から見た紙芝居か、横スクロールのアクションが多い同人エロゲ―で、斜め上からの見下ろしはかなり貴重です。
これだけ綺麗に作り上げ、繰り返しのプレイに耐えうるレベルにまで高めたことは、まさに称賛の一言に尽きます。
声優陣があなたのシコりを全力支援
声優は、柚木つばめさん、琴音有波さん、陽向葵ゅかさんと、豪華です。
『あまえんぼ+(Append)』を入れれば、本多未季さん、大山チロルさん、柚木朱莉さん、沢野ぽぷらさん、涼花みなせさん、と更なるパワーアップに!
こちらは、サブヒロイン達のボイスになります。
ただ、ですね……。
『ボイス有り』ではありますが、いわゆる部分的なボイスです。
声優が淫語を含めて全て読み上げるのではなく、Hな言葉を呟いて、後はSEやドット絵のアニメーション、下のテキストで、状況説明が行われます。
「エロい単語まで、しっかり読んでくれるのかなあ?」と期待している方は、体験版を最後までプレイした後に判断することをオススメします。
夏休みの雰囲気がよく演出されていて、一期一会でセックスする流れがたまりません。
体験版では本当に冒頭しかプレイできないので、お姉さん達に甘えたければ、ぜひ本編に進んでみましょう。