
Milking Farmは、その名の通り、サキュバスによる人間のオスの牧場です。
とある少年が彼女たちの巣に攫われて、絶望的な状況で脱出を図ります。
逆転できないどころか、彼女たちに捕まった時点で、人としての終わりです。
サキュバスによる牧場へようこそ!
ランという少年が捕まったのは、サキュバスたちの牧場でした。
助かるためには、自分で逃げ出すしかありません。
精液を採取するための牧場にいる牡牛
サキュバスの牧場にいるのは、牡牛という名前の人間の男たち。
街や村から攫われてきた彼らは自分用のスペースで拘束され、当番のサキュバスに精を絞られる日々になります。
一見、羨ましい環境ですが、サキュバス達にとって男は家畜でしかなく、そこに情けは一切ありません。
その施設がどこにあるのかは不明で、屋内施設と思われる場所には、かなり近代的な設備まで揃っているのです。
牧場の中をうろついているサキュバスは、あどけない少女や、若い女の外見が多いです。
むろん、妖魔だから、人間の年齢は当てはまらず、単に精をもらうのに最適化しているだけの話になっています。
人間が牛を財産と見なしているように、サキュバスも攫ってきた男たちに価値を見出し、それらが逃げることを嫌がります。
淫靡な牧場に武器を持つ勇者はいない
これがファンタジーRPGなら、邪悪を滅する神官や勇者がやってきて、哀れな犠牲者たちを助けてくれます。
しかし、この『Milking Farm』にそんな救いはなく、あるいは勇者パーティがいるとしても主人公の少年の命の火が消えるまでには間に合わないでしょう。
サキュバスの牧場に人間用の剣や槍はなく、その一方でサキュバス達はその豊満な体が何よりの武器です。
しかも、男を惑わし、その肉棒からミルクを搾り取ることに特化しているため、捕まる=負けになります。
ゲーム中では、プレイヤーが操作する少年が精神力を根こそぎ奪われた時点でゲームオーバーです。
サキュバスは脱走した牛さんに対して幻惑を使い、自分がしごかれ、搾られる感覚を味わわせます。
男として文字通りに骨抜きにされる快感に耐えきれなくなったら、もう立派な牡牛です。
見つからないように逃げるしかない
牧場内では、搾精などに励んでいるサキュバスをいたる所で見かけます。
「ご苦労様でーす!」と通り抜けたいところですが、そうはいきません。
彼女たちは「あ、牡牛が逃げている!」と思い、全速力で追いかけてきます。
各サキュバスには視界があって、ゲーム中では色によって識別することが可能です。
誰かに見つかるまでは隠れんぼで、各所に設置された【ハイドポイント】に逃げ込めます。
このハイドポイントに入っている限りは、どれだけ強大なサキュバスが通りがかっても気づかれません。
サキュバスに見つかったら、そのドットキャラに追いつかれないように全速力で逃げましょう。
要するに鬼ごっこで、先も分からない牧場内をひたすらに走り回ります。

モブ役のサキュバスに捕まった場合は、搾精の幻惑を振り払うためにボタン連打です。
組みつかれた状態からの振りほどきで、早く逃れるほど、精神力の低下を小さくできます。
哀れな少年は元の場所へ逃げたい
サキュバスに搾られると言えば、男の1つの夢です。
しかし、望まずに攫われてしまった少年ランにとっては、生き地獄でしかありません。
捜索で夜の森に行ったのが運の尽き
『Milking Farm』のスタートは、とある少女が帰ってこない家族を探している場面から。
健気な少女に懇願されて、主人公のランは、ちっぽけな灯りだけを頼りに、夜の森に行きます。
夜の森は暗く、地面から浮き上がっている木の根や石、さらには段差、斜面といった障害物が待ち受けている場です。
さらに、中世では、森はオオカミなどの人間を食う野生動物の根城でした。
「妖精に惑わされて帰ってこない子供たち」あるいは「森に住んでいる魔女の餌食になる」と、色々な逸話があります。
このゲームの中では、もっと悲惨です。
男という新たな牡牛を探しているサキュバスに見つかり、その牧場へと招待されてしまいます……。
詳しくは、DLsiteの体験版をプレイ!
まともな服すらない状態で施設を歩く
牧場に捕らえられた少年には、まともな衣服はありません。
なぜなら、その肉棒から出るミルクを求められるだけの、牡牛の一匹だから。
哀れな少年は、運よく自分にあてがわれた空間から脱出できました。
ですが、それはサキュバスの牧場からの脱出ではなく、単に牛を閉じ込めておく半個室から。
巡回しているサキュバスたちに見つかれば、鬼ごっこの開始。
大事な下半身の肉棒をろくに隠せず、それでいて多少は体を覆っているという、なんとも独特な牛用の服のまま、少年は逃げ惑います。
大事な部分が隠せないため、主人公のランは常に両手で前を隠して、前屈みのような姿勢です。
まあ、いくら女好きの男でも、自分を物として扱うサキュバスの巣にいきなり放り込まれたら、強気ではいられないのが普通ですけどね。
そこら中で搾精されている男たち
牧場というだけあって、他にも多くの男がいます。
しかし、彼らにはもう正常な思考は残っておらず、ただサキュバスたちの搾精による快楽に喘ぐのみ。
ランがこっそりと牧場から逃げ出すために歩く、その通路。
その両側には明るく輝くハートマークなどの印があって、「ここには、牛さんが入っているよ!」と告げています。
同じ境遇の男たちと情報を交換して、助け合い、共に脱出を図るという、ドラマチックな展開はないのです。
サキュバスたちは、まさに圧倒的な存在。
美少女、美女として理想的な身体と、その人間の女には不可能な性技で、あっさりと男を絶頂に導きます。
魔法や改造、多人数によるプレイと、遠慮のないサキュバスたちの行為は、ついつい自分から捕まってしまうほどの魅力。
各エリアで担当サキュバスが違う
このサキュバスによる人間牧場は、それぞれに幹部がいます。
基本的に自分が担当しているフロアだけで、徘徊しているのです。
各フロアには中ボス級のサキュバス
幹部のサキュバスは、やはり風格が違います。
登場時の演出も作り込まれていて、初対面ではその名前や能力を披露。
基本的に、中ボス級のサキュバスに捕まったら、その時点でGAMEOVERです。
彼女たちはモブとは桁違いで、そのボイスは通常イベントですら抜けます。
むろん、中ボスを倒してレベルアップや、アイテムの入手などは、一切ありません。
初登場では、そのままイベントに突入するパターンが多く、すぐに逃げないと一巻の終わりです。
モブは数パターンしかいないので、「中ボスは誰?」という悩みは無用になっています。
たとえば、主人公が最初に閉じ込められている、第一搾精舎を管理しているのはラピティです。
彼女は、熟練のエルダーサキュバスの1人。
自身の服の中に男を閉じ込め、その柔らかい胸の感触と、胸の谷間からの濃厚な香りで、瞬く間に牛に変えます。
一撃死のHイベントもあるから要注意!
中ボス級のエルダーサキュバスは、捕まると一撃死です。
原則的に、一枚絵のCGがあるHイベントに突入します。
言い換えれば、【エルダーサキュバス=抜きどころ豊富なHイベント】です。
モブについては、ドット絵で接触された時点で、同じくドットアニメーションの搾精が続きます。
ボタン連打の振り払いで、再び彼女たちから逃げていく流れです。
ただし、【モブ=安全なHイベント】とは限らないので、安易に捕まり続けるのは危険。

厳密には、幻惑によって主人公に搾精されている感覚を植え付けているようですが、プレイヤーにとっては、どちらでも同じことです。
各所にトラップがあって、うっかり引っ掛かると、モブが集団で襲ってくるHイベントによって脱出劇の終わりに……。
サキュバスはけっこういい加減な性格
男が絶対に勝てない存在であるサキュバスですが、彼女たちは基本的に不真面目。
気分屋で、逃げている牡牛を見つけても、見失った時点で諦めます。
牧場内に警報を鳴らされたり、仲間を呼ばれたりしたら、それこそ無理ゲーですけど……。
ともあれ、いい加減な性格のサキュバスたちの隙を突き、牧場の外へと逃げ出しましょう。
途中で飽きる様子は、一部のHイベントでも、その片鱗を見られます。
しかし、第二搾精舎を担当しているルーナは、かなり真面目なエルダーサキュバスです。
職務に忠実なだけに、彼女に捕まったら、もう精を垂れ流すだけの牛奴隷になる未来だけ。
いい加減ではあっても、中ボス級のエルダーサキュバスは、どれも絶対的な実力者。
戯れで肉棒をしごかれて、主人公のランは正気を保てなくなります。
サキュバスは餌を食べているだけ
人が毎日の食事を当たり前とするように、サキュバスも男の精を啜っています。
逆に言えば、彼女たちは男を家畜と見なし、簡単に使い潰しているのです。
乳牛のように毎日搾っている感覚
毎朝の牛乳のごとく、牧場の男たちは精を垂れ流します。
それを成しているのは、ゾクゾクするほど美しいサキュバスたち。
体験版でも分かる、冒頭のHイベントでは、第一搾精舎の担当であるラピティが、面倒くさそうに主人公の肉棒を扱きます。
この時点ではまだ本気を出しておらず、手で握って、下に置いてある寸胴のバケツに精を出させるのみ。
まさに毎日の作業という感じで、そこに男への愛情や恥じらいはありません。
しかし、押し込められた自分の狭いスペースから逃げ出して、再びラピティに遭遇した時には、いよいよ彼女が本気を出すのです。
それまでサキュバスを「エロいだけの雑魚だろ?」と思っていた方は、ここで体のあらゆる部位が男を喜ばせて、イキ狂わせる悪魔に、驚愕するでしょう。
肌を重ねてもサキュバスに情はない
人間の女であれば、自分の身体を許した男に対して、大なり小なりの情を抱きます。
しかし、人とは違う、魔に属するサキュバスには、そんな甘えは通用しません。
時には、その体臭やボイス、柔肌や肉ひだで徹底的に甘やかし、二度と逆らえないほどの骨抜きに。
あるいは、2人以上で組み敷いて、力の差を分からせながら、搾り取ります。

実際にドット絵やCGを見れば、サキュバスたちの表情に、主人公への労りが欠片もないことを実感できます。
怠惰な顔、どこか怖い笑顔、相手を屈服させたくてニヤついている顔と、いやらしく絡み合っている構図は、かなりの破壊力です。
逆転なしで、容赦なく男の象徴を弄ばれる様は、柔らかくて気持ちいい地獄。
人間の女には不可能なプレイによって、少年ランはあっという間に天国へご招待。
キャラによる性格の違いがお見事
『Milking Farm』 は、基本的に巨乳の女キャラばかりです。
キャラデザインはアニメ顔で、「俺は、ちっぱいが良いんだ!」という方でなければ、満足できます。
このゲームは、エリアによる担当の違いで、キャラの描き分けをしています。
たとえば、第二搾精舎のルーナは仕事熱心で、お仕置き用の搾精舎にいるフリルは調教が得意です。
どのサキュバスも見事な巨乳ですが、肉棒をサンドイッチで挟み込むといったプレイぐらいで、基本的に股間や、胸の谷間への押し付けがメイン。
CGが表示されるHイベントは、どれも抜き度が高く、人数が多くてもアングルが工夫されています。
中ボス級のエルダーサキュバスが中心になって、モブが数人でサポートする形です。
差分による表情の変化のおかげで、「今まさに、肉棒を搾られているのだな」という臨場感があります。
遊びやすく抜きやすいシステム
制作者であるサークル、ディーゼルマイン様は、完成度の高い同人エロゲ―を多く発表しています。
ジャンル別にあるので、この機会に自分の好みの作品を探してみてはいかがでしょうか?
とても分かりやすい鬼ごっことH
親しみやすくてエロいCGには、臨場感たっぷりの声優さんのボイスもついています。
誠樹ふぁんさん、浅木式さん、逢坂成美さん、彩瀬ゆりさん、さくら真咲さんと、実装されているボイスはかなりの数です。
鬼ごっこという、一番分かりやすく、スリリングな行動を楽しんだ後は、わざと捕まってズコズコと搾精タイムへ。
一粒で二度も美味しいから、何度でもプレイしたくなります。
ゲームの難易度としては、簡単です。
基本的に一本道で、敵などのアイコンが表示されるから、アクションゲームが苦手な人でもクリアできますよ。
エリアが変わる度に、新しいエルダーサキュバスが登場。
その緊張感を楽しんでいたら、いつの間にか最後まで到達しています。
ハイレベルのドット絵はよく動く
ディーゼルマイン様が製作している同人エロゲ―の特徴の1つが、ドット絵による激しいHシーンです。
この『Milking Farm』においても、その素晴らしいドットアニメーションは健在。
「ただのドット絵だろ?」
そう思っている方にこそ、本作をオススメします。
DLsiteの体験版なら、冒頭の部分だけ基本無料で遊ぶことが可能です。
ドット絵は、差分で変化をつけるCGよりも動きを表現しやすく、まさにアニメーションとなります。
もちろん、その制作には、ベテランの職人が関わっているのです。
「パンパン」といった効果音と共に、見るからに柔らかそうなオッパイを大きく揺らしながら、股間の穴でずっぽりと咥え込むサキュバスの動きを見れば、きっとドット絵が好きになります。
高い完成度でオススメの抜きゲー
『Milking Farm』は、あらゆる面で完成度が高い、同人エロゲ―です。
プレイ時間としては短めであるものの、CGの基本22枚がだいたいHイベントの数と同じ。
そう考えたら、むしろ値段よりもお得といえます。
回想部屋のように、サクッと見たいHイベントを見られる配慮もあり!
短編にした商業エロゲ―と言っても、過言ではありません。
これだけの優秀なスタッフを集めて、企画から完成まで進めていく手腕は、同人エロゲ―業界で上位に入ります。
美少女、美女に責められたい方に向いている本作ですが、改造といった容赦ない表現も含まれています。
GAMEOVERの演出としてのHイベントではあるものの、多少の注意が必要です。