少女の小さな冒険に伴う大きな危険!ケルベス島の探索の結末は?

清らかな少女とシスターの組み合わせは、いつでも定番!
Ambrosia アンブロシアは、神官見習いのフローデがケルベス島へ左遷されたことから♪
ひょんなことから魔物の少女と出会い、彼女を助けるために奮闘するも?

親友を助けるために冒険

フローデが、新しい場所で知り合った少女。
ささやかな幸せは、突然の別れによって、断ち切られてしまう!

権力に逆らった結果がご覧の有様

ライヒ教の神殿で奉仕していた神官見習いのフローデは、体を狙ってきた大貴族の男をキッパリと断って、左遷されました。

スケベな男でしたが端整な顔立ちで、しかも大貴族。
「側室でも、誘いに応じておくべきでは?」と思わずにいられないシチュエーション。

フローデとしては、見知らぬ男に迫られて、体を触られたことでの反応。
けれど、権力者で教会にとって大事なスポンサーだったのが、運の尽き。
教会は純粋な被害者であるフローデを守るため、“ケルベス島への赴任” という島流しで、誤魔化すことになりました。

誰かも知らず、感情のみで反応した結果が、ご覧の有様です!
触られても我慢して、男が帰ったあとに教会の上層部へ相談していれば済んだのでは?

ケルベス島は閑散とした離島

『Ambrosia アンブロシア』のケルベス島は、人口が少ない離島。
人や物の出入りが少ないことから、独特な人間関係や文化が育つことが多い。

第二次性徴を終えたばかりの蜜が湧き出てくる女が少ない離島の男たちは、赴任してきたフローデを虎視眈々と狙います。

最初のイナーク村も、村長の開口一番で「村の男を婿にしてやってくれ」とジャブをかまされ、別の男から挨拶代わりにオッパイを揉まれる始末。
同じことをされるのだったら、大貴族のイケメンのほうが良かったのでは?

フローデが島に来た理由は、ケルベス島にある神殿を復興させて、布教活動をすること。
荒れ果てた神殿に驚きながらも、使命を全うします。

不屈の精神を持つ少女フローデ

目的を忘れずに初志貫徹が、成功する秘訣!
見習い神官フローデは、Hをされても調教をされても、魔物の少女を助けようと頑張ります。

フローデは親友のことを忘れず、目の前の快楽に溺れない、鋼メンタルです。
しまいには、ところかまわず男を誘い、一緒に楽しむ姿を見るにつけて、「やっぱり、最初の大貴族の男にやらせておけば良かったのでは?」と思わずにいられません。

そもそも、フローデに隙がなかったら、大貴族の男に言い寄られることもなかった。

ケルベス島へ向かう船で「あなたは隙が多すぎる」と忠告されたにもかかわらず、彼女は淫乱に変わっていきます。

少女の1人旅はとても危険

フローデは少女の身でありながら、1人で島を探索します。
戦闘に負けたら体を使われ、そうでなくてもH……。

戦闘に負けたら体を嬲られる

敵がエロ行為をして、フローデの精神を乱します。
その後に自らHですが、戦闘中は倒すことに集中しなければいけません。

モンスターや盗賊がうろついているダンジョンは、戦闘に負けるとHイベントに突入!
『Ambrosia アンブロシア』は対人シチュが多く、大勢の男と交わるシーンもあるから、苦手な方は注意しましょう。

盗賊のアジトのように拘束されたら、ずっと男の相手。
同じ境遇の女が壊れてしまい、ひたすらあえいでいるにもかかわらず、我らがフローデ様は普通に生還するのです。

忘れられた女神ノイエに見初められただけあって、フローデの耐性は並ではありません。

布教活動はいつもニコニコと対応

フローデは、ライヒ教の見習い神官!
多くの信者を獲得することが、最優先です。
イナーク村、港町マイラで布教に励むフローデは、信者になってくれそうな人に説法します。

チラシを配り、ライヒ様の加護を得ることの素晴らしさを説きつつも、なめるように凝視されることや体に触れるスキンシップを行っていく日々。

人けのない場所へ連れていかれたフローデは、自らが信じる教えのために瑞々しい体でご奉仕。
フローデが管理している神殿まで来てくれた信者たちには、より一層のサービス♥

神殿のホールでHな儀式を行い、懺悔室ざんげしつで小さな穴から出てきた悩みを優しくなぐさめる姿は、むしろ神々しく感じられるほどの献身です。

最後まで処女のままクリアも可能

ケルベス島は、犯罪組織が幅を利かせて、街から出たらモンスターもいる、危険な環境です。
得体の知れない女神との契約に踏み切り、Hになっていく加護を刻まれたフローデ。

処女クリアも可能です!
亜人やモンスターの男にもなぶられ、淫乱になりやすいフローデにとって、ある意味で辛い選択と言えますが……。

エンディング分岐の対象で、「本番がなければ、どのような言動でも清楚なのか?」という哲学的な命題にもなっています。

囚われた魔物の少女を助けても、怪しい女神と契約した対価は払わされるでしょうし、墜ちきった精神が元に戻るわけではありません。

導入が終わったら自由攻略

冒頭は、世界観を示すイベントシーン。
チュートリアルが終わったら、あとは自由に選べます。

魔物の少女はどんどん調教が進む

フローデが助けたい少女は、日数の経過で調教されます。
商品だから、お楽しみを兼ねて、Hで感じるように仕込まれていく……。

初回プレイでラフレアを無事なまま救うのは難しく、周回プレイの必要に迫られます。
調教されてもHイベントが増えるぐらいで、「最終的に救えばいい」と考えたほうが賢明♪

『Ambrosia アンブロシア』はミニゲームやイベントが豊富で、アイテム合成などの要素も!
短期間クリアをせず、じっくりとやり込みたい。

「急いで助けたい!」と難易度が高いダンジョンに突っ込んでも、すぐにやられるだけ。

レベルと信仰度を上げて強化

フローデの強化は、戦闘によるレベルアップと、信仰度を上げての神官ランクのアップの2つ。
前者はダンジョン探索で、後者はスキル習得に関係。

片方では、適正レベルのダンジョンであっても苦戦を強いられるので、要注意!

信仰度アップは単純作業になってしまうが、育成ゲームです。
神官ランクによってもゲーム進行が変化するため、活動したほうが上手くいくことが多い。

長時間のプレイを助けるため、高速ダッシュ、高速戦闘、移動はワープ、街や村のマップも短時間で移動と、ストレスを感じさせない工夫が随所ずいしょで光っています。

別の女神に魂を売った結果

ノイエという女神に魂を売ったフローデは、ライヒ信仰とは相反する考えに侵されていく。
フローデが自らの意思で契約した以上、どうなっても本望と言うべき。

「むっつりスケベ」という秘めた本性を開放したフローデは、活き活き。
清廉せいれんな日々を送っていた時より、明らかに幸せ♥

女神ノイエに身も心も捧げても良し、本懐ほんかいを遂げたら契約を見直すも良しと、プレイヤーの数だけ物語がつづられていきます。

本土から隔絶された孤島は、良くも悪くも自由な空間です。
青い空の下、近くにいる男を誘って、誰彼かまわず腰を振る、1人の少女。
心底楽しそうなフローデを見ていると、細かい悩みがどうでもよくなってきます。

フローデが神官として選ぶ道

同じHでも、女神に仕える巫女になれば、神聖な行為。
スケベ神官というジャンルを切り開くフローデの道は、どこまでも続く♥

淫乱値の上昇でHな女の子に覚醒

Hイベントは、【淫乱値】の上昇で3段階に変化。
1段階目は「何これ、嫌!」と嫌がり、2段階目で「嫌なのに、どうして……」と体が反応、3段階目では「いいっ! きたきたー!」と積極的に楽しむ流れ。
ゲームが進行したタイミングで、次の段階に入ります。

酒場のアルバイトのようなミニゲームも、淫乱値が高くなれば、おしゃぶりで接客する選択肢も……。

中盤から、スケベな男だらけのスラム街も登場!
ボディペイント、娼館といったHイベントが盛りだくさんで、プレイヤーを飽きさせません。

『Ambrosia アンブロシア』は、自然にHイベントが発生。
軽いボディタッチから盗賊たちの調教まで、「この場面なら、このイベント?」という考えから入っていくため、満足度が高いです。

相反する教義に悩みつつも前へ進む

ケルベス島はHイベントが多く、フローデは染まります。
フローデの親友を捕らえ、調教している商人の動きもあり、いたるところで襲撃されて、監禁から脱出というスパイゲームを彷彿ほうふつとさせる展開も。

人間は、慣れます。
とはいえ、フローデは女神に仕える神官で、その教義と使命に従う身。
女神ライヒと女神ノイエ、両方に仕えるフローデは、どれだけスケベになっても、余裕がある雰囲気です。

立派な教義だが、奉仕したのに助けてくれなかった女神ライヒ。
いっぽう、僻地へきちで忘れられた教義だが、加護を与えてくれた女神ノイエ。
流された部分もあったが、最終的にフローデはどうするのか?

『Ambrosia アンブロシア』のテーマ、神の食物、つまり神饌しんせんがどうなるのかは、プレイヤーに委ねられています。

フローデ育成と冒険のバランスが絶妙

フローデの淫乱ぶりを考えてしまうが、硬派なイベントも!
行方不明の姉を探して、違法薬物の調査、ダンジョンの探索と、真面目なイベント、あるいはクエストも多いのです。

錬金術でアイテムを作り、釣りで魚をゲット!
経営シミュレーションゲームの要素もあり、メリハリがついているのが特徴です。

『Ambrosia アンブロシア』は、フローデに秘宝を集めさせたあとに彼女自身も商品にしようとたくらんでいる悪徳商人もいます。
ただの小娘にすぎないフローデが対抗して、上手く出し抜くには、使える物は何でも使うぐらいで、ちょうど良いですね。

隙が多く、Hで体質が変わっても、フローデは女神に仕える存在。
きちんと育てれば、離島で大きな顔をしている悪徳商人ごとき、敵ではありません!

ここにあるのは冒険の舞台!

離島というクローズドサークルで、自分の思うままに冒険しましょう!
色々な攻略を試せる自由があるから、周回プレイもおすすめ。

親友を助けるための低日数クリア

無事にエンディングを見たら、親友のラフレアを早く助けてみましょう。
日数管理が必要になるため、「布教とダンジョン攻略をどのように進めていくのか?」がポイントです。

オープニングから一定の段階で、多くの場所が解放されます。
いかに密度の濃い1日を過ごすのか、あるいは、ラフレアの調教を先延ばしにできるのかが、問われるのです。

目的はラフレアの救出だから、やっぱり実現したい!

色々なアプローチでクリアできるよう設計されており、自分の考えでフローデを育てる楽しみも。
描き込まれたマップと右側に表示されたフローデの立ち絵によって、離島を探索している臨場感がすごいです。

クエスト制のフリーシナリオRPG

『Ambrosia アンブロシア』は、TRPG(テーブルトーク・ロールプレイング・ゲーム)のように自分が選んだクエストを達成していく。

フィールドなどに強いボスがいて、それらを討伐していく要素もありますよ?

2019年8月のバージョンアップで、高難易度のダンジョンやHイベントを追加。
後日談のイベントも入っていて、これまでの集大成を見られます。
この時点で「しもばしら工房」様は次回作を進めており、いかに手厚いサポートがあるのかを実感できます。

普通にプレイして8時間という商業作品に匹敵するボリュームと全11種類の衣装は、毎日新しいプレイヤーをケルベス島に招いているのです。

SDキャラの手描きイラストで和む

ちょっとした場面で、SDキャラによる手描きイラスト。
シリアスな展開が続くだけに、柔らかい表情を見せるフローデを見るとなごみます。

見習い神官らしく困っている人のお願いを聞き、横道にそれてリラックスするフローデは、まさしくケルベス島の住人!

少女はケルベス島の女神ノイエの加護を受け、布教することで、どんどん力を蓄えていきます。
その代償としてスケベになり、価値観すら歪んでいくものの、大切なものを守るため。

フローデはただの少女ではなく女神ノイエの神意に従う者で、彼女のHは全て神に捧げられるべきAmbrosia(アンブロシア)です。