現代社会では、一人暮らしの機会が多いです。
だが、そこにシロウト家出娘が、加われば？
最初は警戒していても、セックス一発で、打ち解ける、シロウト家出娘と俺の始まりです。
一般向けでも通用するプロローグ
冴えないフリーターの主人公は、他人に無関心な都心部で、必死に抗っていました。
ある日、夜の公園で１人の若い女と出会い、喜怒哀楽がない生活は一変！
そのままアニメにできる流れ
『シロウト家出娘と俺』の冒頭は、「いかにして、彼女と出会い、同居になったのか？」の解説。
サブキャラもいますが、原則的にヒロイン１人と愛し合うため、丁寧な導入です。
画像で分かる通り、アニメ調になっています。
ただし、現実でいそうな造形で、背景はリアル志向。
とある理由で、家出した女。
見るからに若く、本来なら公園で佇むようなキャラに見えませんが……。
よくある、「んなわけ、ねーだろ！？」と突っ込みたい要素を省き、かなり自然に慣らしています。
まさに、現代社会の片隅で起きている、男女の秘め事。
ワンルームの部屋に、美少女が増えました。
家出娘のため、頑張って働きましょう。
Ｈの場所でもある、ワンルーム。
そこにある家具、家電は、「若い男の一人暮らし」の雰囲気です。
自然にキャラ紹介を行うから没入
メインは、主人公の「俺」と、ヒロインの沖美夏帆（おきみ なつほ）。
この２人の掛け合いで、物語が進んでいきます。
プレイヤーの分身である「俺」は、名前を付けられません。
夏帆も、面倒を見てもらっている負い目から、そう呼びます。
バイト先の上司である、白鳥玲未（しらとり れみ）
アダルトグッズ店の責任者、百花心寧（ひゃっか ここね）
この２人はサブキャラで、主人公の金稼ぎ、夏帆の調教などで関わります。
主人公を除き、男キャラを出さず、どこまでも快適な楽園。
言い方は悪いですが、「逆らえない立場の女、夏帆を美味しく食べる」という内容です。
よく喋るタイプの主人公
これは、同棲シミュレーション。
したがって、主人公が無口では盛り上がらず、よく喋ります。
『シロウト家出娘と俺』の主人公は、高卒か、大学を卒業した後のフリーター。
たとえば、『はたらく魔王さま！！』の真奥貞夫（まおう さだお）みたいな感じ。
覇気があって、見知らぬ女とも話せる。
変にガッつかず、余裕があることから、彼女がいた可能性が大。
少なくとも、処女の沖美夏帆を自宅に招いても、キョドらず。
「寝ている女を脱がし、座薬を入れる」という作業も、普通にこなします。
全くの未経験の男なら、自分のベッドに横たわる女に触って、我慢できません。
淡々と看病をこなしている様子には、貫禄すら。
同棲している彼女をどんどん開発
メインヒロインの沖美夏帆を自分の色に染めつつ、生活費を稼ぐ日々。
上京した若者のような、忙しくも楽しい生活です。
ヒロインの心と体をじっくりと開発
沖美夏帆には、【Ｈステータス】があります。
主人公とのセックスで、それぞれにカウントが増えていき、条件を満たせば、新たなプレイも解禁。
オープニングから７日間までは、ゲームの雰囲気に慣れることが目的。
家出娘を拾って、彼女との同居でルールを決めつつも、仕事を行っていきます。
フリーターだけに、単純作業。
【進捗】を１００％にしつつも、【体力】を消費していく流れ。
仕事による金策は、「夏帆の手料理」によって、左右されます。
なぜなら、体力の上限がアップするからだ。
「夏帆のご機嫌、与える食材によって、料理の質が変わる」という話。
７日目の夜に、ようやく初Ｈへ。
この時点で、「家賃の支払い」という、１つの壁を乗り越えた形。
アナルを責められるのは高評価
『シロウト家出娘と俺』のセックスは、リアルタイムの操作。
こちらはフルボイスで、部分的なアニメーション、カットインも……。
同時に複数のアクションを実行できるため、「キスをしながら、夏帆のオッパイを弄る」といった行動が可能です。
リアルなＨと同じで、いきなりハードなプレイはＮＧ。
主人公の行動による【変態】や、沖美夏帆のＨな行動による【性的興味】の上昇などで、バックなどの体位、アナルも解禁されていくのです。
この同人エロゲでは、アナルプレイが豊富。
現実で行うには、下準備が面倒であるものの、ゲームなら簡単です。
自宅の盗撮でオナニーを眺める興奮
バイト中に、「自宅にいる沖美夏帆の様子」を監視できます。
外に出たら関係者に見つかって、面倒になりやすい状況ゆえ、日中は主人公の自宅で待機。
なのですが、物寂しいことから、１人でオナニーに興じる場合も……。
このバリエーションは多く、その半分がアナル系。
むろん、「そちらを開発してから」の話になりますけど。
女だって、Ｈな気分へ。
欲求不満になれば、それを解消するために、胸や股間を弄って、アクメに一直線です。
サブキャラの百花心寧とのＨもありますが、添える程度。
『シロウト家出娘と俺』は、タイトル通りに、夏帆と俺のストーリーですから。
フィクションとのバランスが秀逸
設定が上手く、ストレスフリーの同棲です。
沖美夏帆は、「有効期限が切れた学生証」と、まだ若いけど、学生ではない雰囲気。
ギリギリで「ありそう」と思えるライン
沖美夏帆は、年頃の娘らしく、コロコロと機嫌を変えます。
主人公の「俺」の対応で、不機嫌になったり、笑顔になったり。
フィクションの女は、自由に設定できます。
「何をされても怒らずに、ひたすらに尽くす」という、生オナホにも。
ただ、それでは、プレイヤーがつまらないです。
「生意気で、気分屋としつつも、現実の女よりもチョロい」
アニメ顔だけど、程よい巨乳で、リアリティのある造形が、生々しいです。
簡単にＨを許さない、シロウト家出娘。
夏帆は、主人公の「俺」に引きずられる形で、どんどん変態プレイを経験。
風呂場で立ちバック、股間が丸見えのボンテージで挿入と、あらゆる快楽を受け入れます。
そうやって、身体の開発を進めていくのは、すぐに突っ込むのとは違う、深い感動。
家族の存在を上手く出している
メインヒロインの沖美夏帆は、家族の問題で、家出しました。
夜の公園で行き倒れるほど、追い詰められた身。
お嬢様学校らしき美少女で、まだ男の味を知らない処女。
衣食住を握られていることから、主人公に逆らえず。
けれども、なし崩しの同棲も、いずれ終わります。
夏帆の親は、法律的に親権を持っているから。
心情としても、「いずれは話し合いたい」と思っているでしょう。
現実と同じにしたら、親権を持っている人間からの通報や、委託された弁護士に詰められて、お終い。
だが、これは同人エロゲで、主人公には補正がかかっています。
家出娘との同棲をシミュレーション化
家出娘は、自分の意志によって、主人公の家に留まります。
別に誘拐されたわけではなく、いつでも逃げられるし、危険ではあるが実家に帰れる立場。
沖美夏帆をゆっくりと調教していく、シミュレーション。
だから、「すぐにＨシーンを見たい！」という方には、不向きです。
『妹！せいかつ ～モノクローム～』と、よく似ています。
そちらでも、可愛い妹との同棲になっていて、そのご機嫌でＨの可否が決まりました。
『シロウト家出娘と俺』は、より現実的。
素顔は誤魔化しているものの、主人公の姿やセリフが多く登場しています。
ある有名な作品と対比すれば哲学
「女子校生を拾う」となれば、『ひげを剃る。そして女子高生を拾う』を挙げられます。
こちらは一般向けで、小説投稿サイト「カクヨム」発の、ライトノベルです。
表現を規制した結果の異常さ
同人エロゲが「女子校生」とボカしている中で、はっきり「女子高生」と断言した小説。
ＷＥＢに特有の勢いで、『ひげを剃る。そして女子高生を拾う』は、商業化されました。
人権屋が噛みつく中で、全国放送のアニメでも放映されることに……。
作者の「しめさば」先生は、ＳＮＳ上で、「女子高生の連れ込みは、犯罪です」と予防線を張る始末。
模倣犯が出たら、大問題ですからね。
ともあれ、「一般向けで、援交を繰り返すＪＫとの同棲」が、衝撃的なデビューを飾りました。
映像になったら、物凄く不自然です。
荻原沙優（おぎわら さゆ）とＨをしていた男も、「セックスに関係なく、犯罪だろ！？」と、驚愕していましたし。
どっちでも同じなら、ヤらない理由はありません。
それも、沙優は「家に泊めてくれたお礼に、Ｈしよ？」と誘っているのに……。
「ひげひろ」の主人公は理解不能
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う』の主人公は、２６歳の主人公、吉田。
ＩＴ企業に勤めていて、都内の一人暮らしです。
荻原沙優は、ヤドカリ援交のビッチ。
つまり、一般向けのヒロインとして、最大の禁忌を犯しているのです。
なぜか、沙優を自宅へ連れ込み、全く手を出さず、更生を促します。
他の女にも慕われていて、誰ともズコズコやらない吉田は、きっと男が好きなのでしょう。
そう思わないと、納得できない状況です。
これ、男向けと思わせての、女向けですね。
「どれだけ汚れても、無償の愛で守り、再起させてくれる」という……。
ビッチとはいえ、セクシーな下着で迫ってくるＪＫを拒否するのは、チンチンが勃たないレベル。
やっぱり住み分けは大事
ＷＥＢ小説は、勢いで書きます。
だから、週刊マンガのように、読者の要望が反映されやすい環境。
『ひげを剃る。そして女子高生を拾う』は、ＷＥＢだから生まれた、従来にあり得ない作品です。
社会的なタブーに踏み込み、ラノベの禁忌にも挑戦。
一晩だけＨする条件で女子を泊める男は、まず性病持ち。
吉田が、そこまで見抜いて、荻原沙優を抱かないのなら、たいした者ですけど……。
アングラを健全に描けば、信じられないほど歪なモンスターが生まれます。
吉田は、性欲を切り捨てつつも、美少女を無償で救う、まさに理想的な男……ではありません。
ビッチの荻原沙優に騙されているだけの、哀れな被害者。
「安全な地下アイドル」という状況
同人エロゲの『シロウト家出娘と俺』は、沖美夏帆との同棲で、次々にＨの幅を広げます。
処女を奪った男と愛し合い、他の男には見向きもしない、まさに純愛です。
「ハメ撮りでお金を稼ぐ」という裏稼業
『シロウト家出娘と俺』は、序盤を過ぎる頃に、「沖美夏帆とのハメ撮り」が行えます。
金策の１つで、これが可能になったら、「動画を公開している間に、自動的に稼ぎ続ける」状態へ。
完全に、裏稼業ですね。
でも、フィクションだから、これぐらいで良いのでしょう。
去勢された、「ひげひろ」の吉田。
そのモンスターと比べたら、『シロウト家出娘と俺』の主人公は、好感が持てるほど。
家出した女子を泊めている時点で、偉そうに説教できる立場にあらず。
なら、とことん楽しめばいいだけ。
金がないと、家賃を払えず、飯を食えずに終わり。
沖美夏帆は転がり込んできた身だから、体を張るのは当然でしょう？
「家出娘の飼育」という背徳的な時間
沖美夏帆が怒った場合にも、主人公の自宅から出て行きません。
そりゃ、自宅に行くと危険だから、逃げ出したわけで。
プレイヤーは「俺」という分身を通して、「家出娘の飼育」という、インモラルな時間へ……。
だけど、やっていることは、新婚夫婦です。
合意の上でセックスを楽しみ、ハメ撮りにも挑戦。
現実ではあり得ない、清楚系による動画の公開。
もちろん、ゲームだから、「身バレ」といった問題はゼロ！
システム的に、「毎月の家賃、食費を稼ぐ」というノルマがあって、「ハメ撮り」も貢献。
Ｈだけではなく、夏帆とデートしたり、会話をしたり。
ヒロインの反応が良くて飽きない
１人でプレイヤーの性欲を受け止める、沖美夏帆。
彼女は、本当に可愛いです。
ボイスがあって、各種パラメータも、その時の会話によって変動。
「ハメ撮りで儲けるために、新しいプレイを開拓する」
ゲーム的には、そういった動機付けです。
ヤリ過ぎれば、主人公、夏帆のどちらも、体調を崩します。
試行錯誤で、「ちょうどよい生活」に近づけていくのも、この『シロウト家出娘と俺』の醍醐味。
若いうちの、勢いだけの同棲生活。
それでも、２人で支え合うことは、この無関心な都会で生きていく秘訣です。
