独裁者を倒すために全てを犠牲にする!墜ちてゆく少女は何を見るのか?

戦いには、勝利と敗北がつきもの!
ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―は、圧政を敷く帝国に反逆する物語。
お互いに容赦のない奪い合いは、プレイヤーの選択と戦いの結果で決まります。

帝国の圧政に反逆する物語

民衆を苦しめる帝国の転覆をたくらむ『反帝国組織』に所属する、ハヅキ。
長い黒髪と豊満なボディで、その剣術を活かし、血塗られた道を歩んでいきます。

主人公は美少女の刀使い

西洋風の世界観でありながらも、主人公のハヅキは日本刀を使っています。
『黒の死神』という二つ名で帝国に恐れられる、暗殺者。

帝国兵を瞬時に切り捨てる力量から、その姿を見て、生き延びた者はいない……。

ハヅキはFカップで、立ち絵のみならず、ドット絵ですら分かるほど。
強いから、体験版のイベントでも、あっという間に倒していく勇姿♪

敵を倒していけば、ハヅキを成長させることが可能。
「理不尽な展開によって、主人公が悲惨な目に遭うのは嫌だ!」という方にも、オススメ!

分かりやすい凌辱と尊厳破壊

NTRですが、実際には凌辱りょうじょくモノ。
寝取られる男は添えられるだけで、「寝取られても仕方ないのでは?」という流れ。

ハヅキの恋人は、エロゲ―の主人公みたいに目が描かれていません。
これは、プレイヤーに感情移入をさせないための演出で、没個性。

『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』は、お互いに殺し合う。
プレイヤーの立場でも、「ハヅキがやられて当然!」という整合性が取れるのです。
戦闘に敗れれば、抵抗できないまま、体を好き放題にされる展開に……。

これは、お互いの生存競争!
線引きをして住み分けをする、という話ではありません。

フルボイスで感情移入をしやすい

ハヅキが、唯一の女キャラ。
柚凪さんのボイスがよく似合っており、フルボイスという豪華な仕様です。

体験版で聞けるから、さっそく遊んでみましょう。
RPGツクールVXAceで作られ、体験版で動作チェックの必要があります。
バージョンアップがあるので、DLsiteの登録ユーザーになっておくことを推奨。

汚れ仕事に従事するハヅキは、ドライな性格。
しかし、人の感性を失ったわけではなく、人を殺めることでの慟哭どうこく、いずれ自分の番という恐怖にさいなまれています。

裏稼業ながらも身持ちが固いハヅキがどんどん淫乱になっていく様は、まさに必見♥

ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―

依頼の達成状況で物語が変化

請け負った依頼を達成できたかで、物語が変わります。
反政府組織となれば、「負けました」では済まされません。

レジスタンスは勝つことが全て!

体制に反逆しているレジスタンスは、安定収入を期待する人に向いていない職場。
ハヅキは、その腕前から目撃者を全て消しており、ゲーム開始時には面が割れていません。

レジスタンスを指揮している人物も、市井に溶け込んでいます。
表の顔を持ちながら、裏で帝国の部隊や要人と接触する。
危ない橋を渡っているだけあって、1回の任務失敗で追い詰められてしまうのです。

ハヅキの任務は、モンスターの蔓延はびこるダンジョンの制圧、要人の暗殺と、どれも危険。
負ければ、モンスターの苗床、あるいは、敵からはずかしめを受けることに……。

帝国にとって、ハヅキは仲間を殺している怨敵おんてきでしかなく、倒した後に好きにするのは当然でしょう。

帝国に寝返るのも1つの生き方

ハヅキも女なので、「恋人のため」とあれば、帝国につくことも。
『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』は、そのままに進んでいく……。

プレイヤーの選択によって、帝国の尖兵せんぺいとなり、かつての仲間を始末していくルートへ!
説得力があるのが、このゲームの最大の魅力です。

ハヅキが反政府勢力にいる理由は、苦しんでいる民を解放するためで、個人で背負うには重すぎる。

強い戦士と言えるものの、組織力を活かした帝国に膝を屈する可能性が高い。
とはいえ、これまで帝国兵や要人を暗殺したハヅキは、寝返っても、ロクな扱いを受けません。

非処女でなくなれば色事の任務も

ダークな世界に生きているハヅキは、まだ処女!
素性を隠しているので、普通の家があって、善良な一般市民をよそおっています。

非処女になるのかどうかが、1つのターニングポイント。
レジスタンスの任務に失敗すれば、敵に捕まって凌辱されます。
一度そうなったら、敵の要人にハニートラップを仕掛けるルートに進んでいくのです。

プレイヤーの選択によっては、処女のままクリアできます。

純愛プレイ、手段を選ばずに帝国を打倒するプレイ、快楽に溺れていく帝国ルート。
周回で長く楽しめる、傑作です。

恋人を裏切っていく背徳感と堕落

NTRとして、恋人が知らない間にけがされる。
ハヅキも、病や怪我に苦しむ人々を救う恋人と立場が違うことを自覚しています。

住む世界が違うことでのすれ違い

細かい日常シーンも、ハヅキの音声や立ち絵によって、心情がよく分かります。
清廉潔白である恋人にどう接するべきかで悩んでいて、大人の付き合いであるのに肉体関係はない。

『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』の冒頭では、暗部としての敵兵の殺害と、市民の顔による恋人の家への訪問と、二面性を上手く表現しています。
幸せを感じながらも、「住む世界が違う」と結論が出ているジレンマ。

正義があろうとも、多くの人を殺めてきた自分。
普通の幸福を受け入れられず、中途半端に付き合っているのです。
どこか遠くへ逃げたくても、今度はレジスタンスの仲間が気になるうえ、彼らへの裏切りになってしまう泥沼……。

「圧政からの解放」と称していても、暴力や破壊という意味では、帝国と変わりがありません。

奪う者は奪われて当たり前

武器を手にしたこともない市民や村人は、守られるべき存在。
しかし、自らの意思で武器を手に取り、人を殺めているのであれば、同じことをされても文句は言えません。

ハヅキは後者で、どのような扱いをされても自業自得!
まともな感覚を残しながら修羅道を進む女に、明るい未来は待っていません。

『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』は、純真な女の子が穢されていく話とは一味違う、どの人物も道を外れた世界。
ハヅキの恋人だけ、多くの人々から慕われている。

過去のハヅキは、一般市民と関わらない。
体験版で描かれている、やむを得ない事情によって、運命的に親しくなった次第。

どこまでも墜ちていくハヅキ

人は、どんなことにも慣れます。
敵に負けての道具扱いや、現実を忘れるために進んで快楽に溺れていくハヅキ。

路地裏でキメセク、スラムの宿で男をしゃぶる少女には、清楚の「せ」の字も見当たらず♥
恋人は自分からスラムに足を踏み入れることはなく、彼女の痴態を知らないまま。

『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』のハヅキは、冒頭の凛々しい姿から男に媚びて、全ての穴を使わせる最底辺の存在に成り下がっていく。
容赦なく堕ちていき、最終的に人としての尊厳すら失う♪

用意されているHイベントは、その大部分が凌辱で、とても分かりやすい。
「乱交、強要されて交わる」といった、敗者にふさわしい退廃的なものばかり。

ハヅキの状態によって反応が変わる

「表に出てこない裏稼業で、清楚な美少女」
この設定を活かしたイベントの数々は、一気にプレイしたくなる面白さ!

初期は刀を持った凛々しい女の子

白のシャツと黒のジャケットに、赤いミニスカート。
ハヅキは、その豊満な身体を示しながら、敵を切り捨てていく!

戦闘シーンは他のRPGと同じで、左側に敵の群れ、右側にハヅキが表示される。
コマンド選択を繰り返していき、先にHPがなくなったほうが負け。
ハヅキの状態によっては【挑発】して、敵キャラからのH攻撃を誘発することも可能♥

初期のハヅキは、自分から誘う女ではなく、冷徹に愛刀をきらめかせる。
ところが、戦闘中に弄られ、挿れられるか、敗北して凌辱されれば、少しずつスケベに♪

「嫌がりながらも墜ち、しまいには全裸でスラム街を徘徊」という結末が、『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』の大きな魅力です。

街のNPCによるセクハライベント

ハヅキが住んでいる街には、NPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)が多くいます。
中流の住宅街はまともな市民で、スラム街には犯罪者、貧しい奴らだけ。

帝国に屈して、彼らの性欲処理のために生きる場合、ハヅキには奉仕することしか許されず。
下着や全裸で街をあるく姿には、『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』のスタートのような気高いメンタルは残っていません。

NPCの会話で、メッセージフェイスがつく場合も!
恥ずかしがるハヅキや、嫌がるハヅキをしっかり見られます。

服装による立ち絵の変化で、常に新鮮な気持ち♪

全裸での徘徊は危険がいっぱい

NPCは、ハヅキの格好でも反応が変わる!
通常よりも襲われやすくなって、Hイベントが発生しやすい♥

不衛生で汚く、人骨が転がっているスラム街ですら、全裸でうろつく女はいない。
さやに入った刀だけ片手に持つのは、かなりシュール。

服装を変えてみると、同じNPCでもセリフが変わります。
普通の街では裸になっていくほどにけなされて、それまでとの違いを思い知る……。

酒場では、客の前にビールのジョッキ、料理が盛り付けられた皿など。
生活している人々を感じながらも、ハヅキが淫らに男をどんどん咥え込んでいく日々です。

プレイしやすいゲームシステム

プレイヤーに優しいシステムで、難易度も選択できます。
周回プレイによって、ハヅキの恥ずかしい姿をコンプリート♪

難易度の選択と周回プレイで挑戦

難易度は、【イージー】と【ノーマル】の2つ。
イージーのほうが敵を倒しやすく、こだわりがなければ、こちらを選ぶと良いでしょう。
ノーマルにも敵が多いメリットがあって、きちんと倒すのならば、後々の戦闘が楽に。

Hアニメ24種と、イベントのボリュームが豊富であることも、『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』の特徴です。

DLsiteでも、レビューによって満足度の高さが分かります!

周回プレイは「強くてニューゲーム」「ギャラリーなどのエクストラ」「自爆コマンド」の3つが解放されます。
自爆コマンドが便利で、面倒な戦闘をカットして、すぐに敗北イベントを見られる♥

結果によるルート分岐が秀逸

ハヅキの行動は、他のキャラたちに影響を与えます。
反帝国軍、あるいは帝国のどちらにいるかで、登場するダンジョンやイベントが変わる!

ステータス画面のミッションを確認すれば、次の行き先が分かります。
各種スキップ機能、ボイスOFF、Ctrlキーによる早送りなど、快適なプレイをするためのシステム♪

陰惨な殺し合い、凌辱であるものの、違和感のないストーリー展開。
他のキャラクターたちも、それぞれの生活を営んでいる。

Hシーンでは、恋人の目の前でプレイするといったNTRも。
普通の生活をしている恋人と接点が少なく、自堕落にやりまくることが大半ですけど。

攻略チャート有ですいすいと進む

『ディストピアの略奪者 ―The weakest go to the wall―』に【攻略チャート】が付属。
初回プレイで、自分が望むイベントを見られる!
この気配りはとても嬉しく、1回クリアすれば「強くてニューゲーム」で遊べる環境へ。

マルチエンディングで、だいたい、ハヅキに救いはありません。
少女が墜ちていく物語なので……。

だからこそ、不可能の壁をぶち壊して、自分の想いを貫けた時の感動は、他のゲームを大きく上回ります!

エロの進行度で反応が変わっていくハヅキは、微に入り細をうがつ演出によって、宝石のような輝きです。