Magicaは、本格的なストーリーを楽しめるRPGです。
衣服ダメージと、戦闘中のセクハラ攻撃がありながらも、やり応えがあります。
あの有名な『乳首ねぶりスライム』は、このゲームに生息していますよ。
堕落していくエロRPG
冒険中の行動で、主人公レナの言動と、周囲の反応が変わってきます。
少しずつ堕落していく少女は、やがて戻ってこられないラインを越えるのです。
正気度によって展開が変わる
『Magica』には、正気度システムがあります。
レナのステータス画面を開くと、【正気度:100】からスタートです。
エロい行為や、悪事を働くと、少しずつ【正気度】が減っていきます。
たとえば、『乳首ねぶりスライム』に胸の頂点を責められると、-1です。
1回で失われる点数が低くても、50回になったら半分の喪失となります。
この【正気度】は、モラルと言い変えられます。
モラルが高ければ、脱獄の手伝いのような犯罪や、酔っぱらいからのHな要求を自動的に断るのです。
しかし、数々の経験によって堕落していれば、むしろ喜々として参加するでしょう。
プレイヤーの行動で展開が変わることは、この『Magica』の根幹を成しています。
周回プレイが必須である、と言いかえることも、可能です。
興味本位でスケベになっていく
レナは世間知らずで、自分の師匠である大魔導士の命令によって、ゼオン半島に冒険に来ました。
それだけに、何事にも簡単に染まっていき、どんどんスケベな女に変貌していきます。
前述した【正気度】は、他のゲームでいう、善と悪のバランスです。
真面目に生きている人間がいきなり通行人を襲うことはなく、それは高い【正気度】によって表現されています。
けれども、酒場でセクハラをされ、男を誘惑して、大事な場面で1人だけ逃げたりすると、その度に【正気度】が下がっていくのです。
一定以下の【正気度】になったら、レナはもう自重しません。
妻がいる男をその身体で寝取り、モンスターとHに戯れ、かつての純真な面影が消え失せます。
この『Magica』では、本当にすぐ【正気度】が減っていくので、初回のプレイでは無理に維持しようとせず、むしろガンガン楽しんだほうが吉です。
主人公のレナは可愛くムチムチ
主人公にしてHイベントの主役であるレナは、むっちりした身体です。
ゲームのイラストでは、いかにも魔法使いという、ボディラインがはっきりと出ている服も分かります。
Hイベントについては、フラグと変数が多く、自分の行動でイベントが変わっていく様子を楽しめます。
見応えのある原画ですが、声はなく、基本的にレナの心情やシチュエーションを説明するテキストで進む形式です。
1つのHイベントをじっくり見るよりも、プレイヤーの行動の結果として、ズコズコ、ネチュネチュ、モミモミされる流れになっています。
【正気度】が底まで下がったレナは、その大きなオッパイとお尻で、人間の男やモンスターを絞り尽すのです。
あっさりとHイベントが終了するので、前後の流れを含めて楽しみたい方に向いています。
CGは、差分220枚を含めれば、かなりの枚数ですよ。
エロ抜きでも成り立つ物語
「遊び応えのあるHなRPG」のキャッチコピーの通りに、『Magica』は面白いゲームです。
スケベな体の少女だからHな目に遭うだけであって、そもそもの目的は冒険となっています。
魔法使いのレナは “白の書” を探す
見習いとして頑張るレナは、ある日、師匠から「ゼオン半島にある古の魔導書、白の書を持ってくるように」と、指示を受けます。
説明されたのは、「この命令を達成できない場合は、破門します」という厳しい条件のみ。
レナは、魔法を使えるものの、まだまだ未熟。
そもそも、肝心の “白の書” がどこにあるのかも、全く分かりません。
ただのお使いであれば、大魔導師である師匠から、「誰それから受け取るように」あるいは「この人に話を聞きなさい」というはず。
それらの具体的な指示がないことは、レナを捨て石にするつもり、とも考えられます。
暢気なレナは深く考えずに、魔法の修業を兼ねて、最初の街から次の場所へと旅立つのです。
不穏な気配が漂うゼオン半島
仲間がいないレナは、たった1人でゼオン半島を彷徨います。
最初の領都ゼノンに、一般的なRPGのような、仲間を集めるための酒場はありません。
仮にマッチングをする酒場があっても、そこにいる人間がどこまで信用できるのかは不明です。
怪しい教団が暗躍して、人々を食い物にする商売人もいるので、注意しなければなりません。
ちょうど、海外での「治安が良い」という感覚になっており、他のRPGとは一味違う雰囲気です。
各所でイベントが発生するうえに、その間隔がしっかりしています。
ダンジョンの攻略が多いものの、作業感は最小限に留まっているのが特徴です。
Hイベントは、だいたい約5つある街で発生します。
【正気度】はHとは無関係の不健全な行為によっても下がるから、モラルを高くしておきたい方は注意しましょう。
半島の住人はレナに優しくない
ゼオン半島に住んでいる人々は、レナに優しくありません。
なぜなら、日々の糧を得るのに忙しく、見知らぬ少女の世話を焼くほど暇ではないからです。
お金を払えば、商売として物品を渡し、宿屋に泊めるというだけ。
世間話ぐらいなら、気が向けば応じてくれるでしょう。
そこに住んでいるというリアルは、まさに骨太のファンタジーRPGの証拠です。
DLsiteのレビューでも、レナが翻弄されていく姿を高く評価しています。
モブであるのに、話していて楽しい。
そんな厳しくも楽しい日常が待っているのが、『Magica』の世界です。
抜きどころが豊富であるものの、エロ同人ゲーというよりも、H要素が入っているRPGと言えます。
ゲームバランスが秀逸
『Magica』は、長編RPGとしてのボリュームがありながらも、ストレスフリーです。
特に、ゲームバランスと、自然に発生するイベントについては、定評があります。
苦行のようなレベル上げがない
長いRPGでありがちなのが、ひたすらに雑魚を倒していくレベル上げです。
その点、この『Magica』は、初見のエリアを進みながら、ついでに見かけた敵を倒すだけで強くなります。
よく練られた世界観で、「次はこのダンジョンかあ」とワクワクする流れです。
「ああ、また面倒なダンジョン探索か……」のストレスがなく、どんどん強くなっていくレナと一緒に冒険できますよ。
戦闘については、レナは ”見習い魔法使い” のため、物理攻撃では大きなダメージを与えられません。
したがって、どこまでも魔法に頼るしかなく、「この娘はやっぱり魔法使いだな」と実感できるのです。
その分、魔法を使うためのMPが多めで、MP回復のコマンド、アイテムが豊富に用意されています。
RPGで大きな割合を占めるバトルが快適だから、1周4時間ぐらいの内容でも、気づいたらクリアです。
自分の好みで習得する魔法を決定
習得する魔法は、自分で決められます。
戦闘で【マナ】を貯めて、それを消費することで新しい魔法が追加される構図です。
たとえば、炎の魔法があって、初級から順番に習得していきます。
強力な魔法になるほど、要求されるマナが大きくなるのです。
したがって、一点集中型で特定の分野に強い魔法使いにすることや、バランス型でどんな状況にも対応できる魔法使いにすることができます。
初回プレイでは、全ての魔法を使うことは無理です。
それほど多くの魔法が用意されていて、自分だけの魔法使いに育てる楽しみがあります。
サクサクと敵を倒して、いざボス戦に突入しても、能力アップや、相手に大きなダメージを与えられる弱点属性を攻めることで勝つことが可能です。
戦闘のゲームバランスで比較した場合、同人エロゲ―の中で上位に入るでしょう。
周回引継ぎなどのストレスフリー
やり込み派にとって嬉しい、【周回引継ぎ】のシステムが完備です。
前述した【正気度】の関係で、1周目ではモラルを高い状態に保ったままクリアするのは、かなり難しくなっています。
ぜひ、2周目に突入して、ゼオン半島の謎を解き明かしてみましょう。
戦闘中には一部のモンスターがエロ攻撃をしてくるのですが、それを防ぐアイテムを序盤で入手できます。
敗北でイベントになる場合は予告が出るなど、とにかくストレスを感じさせないように工夫されているゲームです。
オカズとして優秀だけど、安易にエロに頼らない、ストーリーや街にいる人々が気になるRPGのため、多くのプレイヤーが「普通に攻略したくて、やり込んだ」と言っています。
良い意味で生々しい人間関係
主人公のレナは、べつに国王から命令された勇者ではありません。
そのため、ただの少女として、世間の荒波に揉まれ、その大きなオッパイも揉まれるのです。
レナを騙そうとする人々
街の人々は、RPGのお約束に従って、ゲームを進めるのに必要な情報やアイテムをくれます。
ただし、人を疑うことを知らないレナを食い物にしようと、手ぐすね引いて待ち受けている輩も。
初対面では善人の振りをして、レナを美味しく食べようとするキャラもいれば、最初からストレートに襲いかかってくるキャラもいるのが、『Magica』の世界です。
旅人だから、とボッタクリ価格で売ろうとする、商売人。
まさに匂い立つような、食べごろの女を好き放題にしようと、怪しいサービスを勧めてくる人。
その他にも、悪意を持った連中は、そこらじゅうにいます。
外にいるモンスターは魔法で一掃すれば良くても、街中にいる人に対しては、そうはいきません。
モンスターのH攻撃で淫靡に
『Magica』は、戦闘中の【衣服ダメージシステム】を採用しています。
元々、ボディラインがはっきり出るローブですが、胸や股間がどんどん露出するのです。
一部のモンスターは、戦闘中にレナの服を破き、H攻撃を仕掛けてきます。
基本的に同じHイベントではあるものの、思わず何度も見てしまう淫靡さです。
序盤で「モンスターからのH攻撃を防ぐアイテムがあるのよ」と言われるから、必要なら入手しておきましょう。
全てのモンスターがH攻撃を仕掛けてくるわけではなく、そちらをメインにしたい方は注意が必要です。
どのモンスターが対象なのかは、その名前でだいたい判別できます。
『スケベ触手』など、そのまんま。
なお、街中で襲ってくるキャラも、ここに分類されるから、治安が悪い街や、人気のない場所を歩く際には要注意です。
コミカルでシリアスもある
それぞれの立場で元気に生きているモブキャラたちは、面白い言動をすることもあります。
「奴隷商人が幅を利かせて困っている」などの、シリアスな展開も。
人混みで動けないところで、胸を揉まれて、パンツを下ろされて弄られまくるレナの姿もあれば、困っている人を救って感謝されるレナの姿もあるのです。
本当に、そこで暮らしている人がいるのだな、と感じられる展開になります。
たとえば、服が破けた状態で、街の中を歩いていると、衛兵がすっ飛んできて、牢屋にぶち込まれるイベントに。
体験版をプレイして、『Magica』の独特の空気を味わってみましょう。
すいすいと遊べるので、「あれ? もう終わり?」となりますよ。
行動によってレナが変わる
『Magica』は、【正気度】によってイベントが変わります。
たとえば、【正気度】が高い状態では、レナが嫌がってプレイヤーの選択を拒否することもあるのです。
正気度が高いと寸止めH
【正気度】が高いと、だいたいのイベントが寸止めHとなります。
ただし、回数を重ねると進行するパターンでは、【正気度】の数値に関係なく、本番まで行われる場合もあります。
それ以外では、一部のモンスターにおける戦闘中のスケベ攻撃も、【正気度】とは関係ないですね。
逆に言えば、「今回は【正気度:100】のままで、クリアするぞ!」と意気込んでいたのに、スケベモンスターの攻撃によって【正気度】が減少してしまう事態もあり得ます。
絶対に【正気度】を下げたくない攻略を除いて、普通にプレイしていれば、どんどんHイベントに遭遇します。
1回のHイベントは、ねちっこくて抜ける内容ですが、ボリュームとしては短め。
体験版をプレイして、どんな感じなのかを確かめてみましょう。
正気度が低いと寝取りも行う
だいたいの初回プレイで遭遇する、【正気度:1】というレナ。
何をしても平然としている少女には、ゼオン半島に来たばかりの時の素直な感じはなく、酔客からのセクハラを受け、既婚者の男を寝取ることも平気で行います。
堕落した人間は戻ることがなく、エンディングの分岐にも関係するのです。
「え? これでも【正気度】が下がるの?」となりやすいから、『Magica』の主なイベントをやり尽す勢いでガンガン進んだほうが吉。
どこで何があるのかを知っておいたほうが、周回プレイの攻略につながりますよ?
前述した【周回引継ぎ】のおかげで、すいすいと進められます。
繰り返しになってしまいますが、RPGのシステムとして優秀だから、プレイしていて快適です。
マルチエンディング
『Magica』の目的は、ゼオン半島で蠢く闇の正体を突き止め、それを退治することです。
決して、男たちと遊んで、アヒンアヒン言うためではありません。
レナがそれまでに受けた仕打ちと、【正気度】の数値などから、エンディングが決まります。
マルチエンディングのため、悲惨な状態のレナで終わる場合も……。
一部のエンディングに到達するためには、重要なイベントに注意しましょう。
他のイベントを進めていたら、いつの間にか時間切れ、というパターンがよく見られます。
自力で攻略できるように、しっかりヒントが散りばめられているものの、キツかったらネットの攻略を参考にするのもオススメ!
ただし、いきなり攻略情報を見ると、せっかくの世界観やドキドキが薄れてしまうから、主要なエンディングを見てからで。