健気なヒロインは、最後まで諦めない!
だからこそ美しく、応援したく……嘘だぞ、思いっきり穢してやりたいんだぞ!?
というわけで、はい! ヒロインズ・コード -Heroines’ Chord-です!!
同人エロゲで珍しいファン向け
個人製作がメインの同人活動は、「初作だけで終わり」のパターンが珍しくありません。
しかし、一部のサークルは継続的に、新作を出しているのです。
「No Future」様の過去作のヒロインたち
『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』は、15作品オーバーを販売しています。
これには漫画、ノベルを含みますが、それでも、他のサークルには真似できない量です。
美少女による、異能バトルが得意。
たとえば、超能力、魔法少女、退魔巫女と、幅広いラインナップです。
それらの魅力的なヒロインを集めた、今作。
人数が多いものの、上手にまとめながら、抜きどころを用意しました。
「No Future」様は、イラストだけではなく、全体のストーリーにも、造詣が深いです。
というか、ノベルだけで複数のIP(シリーズのブランド)を持っているため、プロレベルの方がいるようで……。
それらの過去作で、ヒロインと敵による、お祭り!
ヒロピンに徹したヒーロー物
女といえど、ヒーローの一員。
雑魚に負けては話にならず、さりとて、ただ完勝する結果は、非常に興ざめです。
『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』の美少女たちは、「自分が看板になっている作品がある」という、扱いが難しい立場。
そのため、「スキルを使いまくれば、雑魚は楽勝! しかし、状態異常のままで放置したら、敵に攫われる」となっています。
敵の組織が、合理的に動いているのです。
一時的に無力となったヒロインは、男たちに調教されます。
5段階(CG変化は2段階のみ)まで進行して、最終的に【絶望】することに……。
お楽しみがあるドスケベな双六
プレイヤーが進む方向を選べる、双六です。
RPGのシステムですが、実質的にアドベンチャー。
サイコロはなく、未知のマスに対して、1つだけ進み、「アイテム入手」「敵との戦闘」などのイベントが発生する流れ。
Hイベント抜きで、クリアまで5時間ぐらい。
各作品から、出演している声優さんも、それぞれ出張!
豊富なノウハウがあるサークルだけに、背景のドット絵も素晴らしく、どのキャラにも貫禄があります。
洗脳ではなく凌辱による絶望
『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』は、悪の組織と戦う、強いヒロインばかり。
洗脳・催眠ではなく、単純な凌辱、それも多人数による長時間プレイ。
「敗北」と「連れ去り」の2種類
パーティーが全員倒れるか、行動不能のキャラが【連れ去り】でいなくなった場合に、Hイベントが発生。
戦闘中エロはなく、ガチンコの勝負です。
勝てば、先に進めるが、負けたら、心が折れるまでの凌辱。
それゆえ、ゲームオーバーに……。
各ステージでは、主人公の扱いのキャラがいて、敗北条件も示されます。
分かりやすく、良い意味で頭を使わない環境。
この『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』にも出ている、魔法少女ノーブル・ローズが出ているエロゲも、オススメです。
そちらは、戦闘中エロと、少しずつ弱っていく魔法少女を楽しめます。
ヒロインだから最後まで抵抗
各ヒロインは場慣れしているため、常に冷静です。
パワードスーツの銃撃に耐え、斬られても、普通に戦います。
「本当に、同じ人間か!?」と思いますが、可愛いから正義!
注意点は、まだ人数が少ない序盤で、大半のキャラを連れ去られ、最終の【絶望】まで進めてしまうこと。
大幅に弱体化するため、詰んでしまう恐れがあるのです。
ともあれ、彼女たちは「カウンター・フォース」という傭兵部隊と、戦い続けます。
相手の名前と、武装のほうが、正義の味方っぽいけど、そちらが悪ですよ?
触手もあるけど対人メイン
スライムのような触手もありますが、基本的に対人のH。
それも、名無しの男たちとの乱交。
18禁の魔法少女だから、そちらでも体を張ることに……。
ヒロインが集まっているように、悪の組織も一時的に共闘。
金で雇った傭兵部隊が、今回のモブです。
過去作を知っている方には懐かしい、ネームドの幹部たちも、ボスとして立ちはだかります。
冒頭の説明で、各作品は同じ世界で行われていて、それぞれに勝ったり、痛み分けになったり。
ヒロインたちが協力することもなく、今回の騒動で、ようやく合流した感じ。
看板女優を集めた空間
主役は、サブキャラとは違う輝き。
過去作を知らなくても、不思議と、「ああ、主人公っぽい!」と思えるのです。
誰もが主役で必殺技を持つヒロイン
今回は、連れ去られた後に、最終段階までの凌辱をされなければ、弱体化しません。
悪のボスを倒せるだけの必殺技があって、MPが切れない限り、無双できるほど。
『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』は、タダでさえ強いヒロインが、チームを組んでいます。
けれど、穴がないわけではなく、「カウンター・フォース」は前述したように、「状態異常のヒロインを個別に攫う」という、チームプレイで対抗。
レベルを上げる必要はなく、最初から最強。
そんなヒロイン達は、各エピソードによって、登場したり、しなかったり。
最終的に10人から5人を前衛に
1人で、悪の組織と対等に戦えるヒロイン。
最終的には10人で、前衛の5人は、バトル中に入れ替え可能。
戦術の変更や、状態異常の陥ったヒロインを下げるなど、柔軟に戦えます。
控えのヒロインにも経験値が入るため、余計なことを考えずに、楽しめる仕様。
大半は魔法少女で、【回復薬】は複数のタイプから使い分けます。
逆に言えば、「このタイプの回復ができるから、思い切って使おう!」となるわけで……。
『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』は、ヒロインが共闘するうえ、フィールドを歩けばアイテムが手に入るため、難易度が低いです。
隙あらばヒロインを攫う傭兵軍団
前述したように、進める方向が決まっているフィールド。
未知のマスへ進めば、それぞれにイベント発生。
敗北条件が分かっているから、ボス戦のマークや、連れ去られた場合のピンクマス(そのいずれか)に注意しつつ、敵を蹴散らしていきましょう。
戦闘は、和製RPGのフロントビューバトル。
ターン制のコマンドで、お馴染みの操作。
戦闘不能、麻痺、睡眠のどれかになったら、敵が攫うためにスタンバイ。
1ターンぐらいを空けて、攫われます。
この時点で、強制的にパーティーを離脱。
監禁されているピンクマスに辿り着くまで、延々と調教されるプロセスに……。
プレイヤーがわざと負ければ……
『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』は、プレイヤーが選ばなければ、凌辱されず。
悪の組織における参謀は、あなたです。
普通に戦えばHシーンなしでクリア
最初に出てくる魔法少女、ノーブル・ローズ。
退魔巫女である、神楽坂咲良(かぐらざか さくら)の2人は、どちらも主役。
全てのヒロインが、自分の作品で活躍しています。
普通に戦えば、負けません。
そして、戦闘中のエロがないから、敗北、連れ去りを防げば、悪の組織はバタンキュー。
Hシーンを見ないまま、クリアです。
クリア後の【回想部屋】に行けば、見ていないHシーンも全開放だから、それも1つの選択。
戦闘は逃げられない仕様
「プレイ時間を確保するため」だと思いますが、戦闘で逃げることは不可。
どちらかが全滅するまでの、セメントです。
前述したように、ヒロイン達は強く、スキルを使いまくれば、雑魚とボスのどちらも一蹴。
序盤こそ、数人のバランスが悪いパーティーですが、中盤からは入れ替えに。
『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』の戦闘は、Hイベントのために、「状態異常からの連れ去り」が発生しやすい流れ。
「1人が連れ去られたら、残りとは普通に戦う」といった、スムーズな展開です。
多人数のバトルですが、ストレスを感じず。
細かい部分で、よく調整されています。
プレイヤーが協力すれば最後まで調教
要するに、「プレイヤーが悪サイドになれば、強いヒロイン達は敗北か、連れ去りで各個撃破」
そういうことです。
すでに看板になったヒロインが、「やーん❤」と倒されたら、興ざめ。
だからこそ、プレイヤーが心を鬼にして、わざと負けさせるプロセスが、必要不可欠です。
作中で、「あなたは、素晴らしい!」と称賛されないものの、立派な悪の一員。
多くの同人エロゲ、ノベルから引っ張ってきた、正義と悪のお祭りを楽しみましょう!
1回のHシーンは、差分の一枚絵で、どんどん汚されていく様子。
よく喋ってくれるし、イラストも綺麗です。
作り込まれたキャラを集めた、ファン作品に留まらない、『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』。
本作はクロスオーバーという、同人エロゲでほぼ唯一のジャンル。
ヒロインによっては処女
ややこしいのですが、一部のヒロインだけ処女。
その場合は、処女差分による違いや、処女クリアも可能です。
一部のヒロインはまだ処女
敵の組織に負けていないヒロインは、まだ処女。
ゆえに、『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』で、初めての乱交に……。
いきなりハードですが、負けるか、連れ去られたヒロインの定め。
半分以上のヒロインは、「過去の戦いで捕らえられ、快楽調教を受けた」という経歴。
だから、再び男や触手に責められれば、あっさりと身体が反応して、自分が開発されたことを再認識♪
他の作品を知らずとも、「正義のヒロインと、悪の組織の対決」という理解だけで十分。
じっくり、ねっとりとHシーンを楽しみつつ、変身ヒロインを分からせましょう。
生意気なヒロイン達をボロボロにする
前述したように、大半のヒロインが、女の悦びを知っています。
それでも、痺れる頭と身体を動かして、必死に戦う様子が愛おしい。
嘘だよ!
もっと、も――っと、ボロボロにしてやりたい!!
リョナと言うには、普通の乱交。
別に、味方を裏切るわけでもなく、お互いにガチンコで戦っているだけ。
負ければ、白い液体でドロドロになるまで、ひたすらに肉便器ですが、あまり罪悪感はなし。
戦っている傭兵部隊も、死人が出ているでしょうし……。
過去作を知っているとワクワク感
「No Future」様の過去作を集めた、『ヒロインズ・コード ―Heroines’ Chord―』。
ノベル系が多く、系統としては、そちら寄り。
RPGとしては、「ゲームシステムとして、ねっとり陥落させる」の作風です。
そのため、「弱体化しすぎたヒロインで、もう勝てない」という弊害も、少し見られます。
同人エロゲは、ノリと性癖だけで押し切るため、それも良し!
商業ブランドでは、「プレイヤーが途中で詰む」という可能性は、潰すしかありません。
粗削りだけど、「同人だから実現できた!」の結果は、高く評価するべきだと思います。
さんざんに穴をほじくられた、ヒロイン達。
それでも、生意気に戦っている彼女たちに、自分の立場を思い知らせてやりませんか?