プリンセスのハニートラップ!魔王を倒した勇者を待ち受けていたのは魅惑的な女体?

魔王を倒したほど強い、勇者さま。
だが、オスであるのなら、股間にムクムクと起き上がる肉棒があり、女体を求めるのが常。
プリンセス・ハニートラップは、平和になった王国で繰り広げられる、勇者ドM化の一コマです。

帰還した勇者は第二の魔王

魔王を倒した強さは、王国にとっても脅威。
勇者の選択では、新たな支配者へ……。

第三の選択肢で勇者を骨抜きに

魔王を倒す場面から、王城へと帰還する勇者一行。
出迎えた1人、王女ステラは、思わぬ提案をします。

「民衆を励ますために、コロシアムで御前試合をしましょう」

何気なく引き受けた、その試合。
ところが、当日に現れた人物は、優美なレイピアを携えた、ステラ本人!

戸惑う勇者に対して、ステラは色仕掛け、密着してのセックスで、勇者にあるまじき痴態を見せつける羽目に……。

「勇者の権威を地に落とす」
そう言うものの、あまりに不可解な行動。
果たして、『プリンセス・ハニートラップ』を実行している、ステラの本心は!?

まさにプリンセス・ハニートラップ

タイトル通りに、王女に始まり、王女に終わる物語。
一見すると、「男の尊厳を打ち砕いて、奴隷にする」という、典型的なM男向け。
実際に、「ドM向け」と明記されています。

ただ、このサークル、「暗い夜」様は、セカイ系を得意としています。
セカイ系とは、「男女2人、または、その周りを含めた、小さな人間関係が、世界の危機を左右する」という定石。

前作の『アルフィミアの塔』も、「ゲーム世界に転移した主人公が、周りの女に逆レ○プされまくる」と、馬鹿ゲーのような設定でありながら、どこか『ソードアート・オンライン』にも似た、異世界ならではの恐怖を実感できる内容でした。

アルフィミアの塔

ネタバレはしませんが、よーく見ると、序盤から伏線を張っています。
戦闘中のHと誘惑に目を奪われがちですが、『プリンセス・ハニートラップ』はよくできているストーリーです。

短時間だが大満足の内容

リアル系の等身で、キャラの数を限定。
そのため、かなり尖った同人エロゲです。

RPGだが、レベル上げ、アイテム収集はない。
王女ステラに騙し討ちをされ、衆人環視の下で、無様に精を出し尽くした。

しかし、気が付いたら、主人公は王女と対戦する前に……。

不思議がるも、このままでは、勇者どころか、王国で街を歩けない立場。
女体に慣れるため、特訓を行うのです。

すでに人気作を出しているだけあって、パンチがある展開。
ただし、ボイスを聞かない場合は、数時間でクリア。

でも、気に入った女とのバトルファ○クは、長時間、何回でも楽しめる完成度です。

1回の射精では終わらせない

作中では、射精の度に大幅な弱体化。
バトルは継続しているため、対戦相手の女に組み敷かれ、あえなく敗北です。

誘惑と責めと追撃のコンボ

セックスバトルのため、独自の戦闘システム。
他のRPGと同じHP、MPの他に、性的なボルテージを示す【興奮度】や、射精したい感覚に耐える【我慢】もあります。

HPが尽きるか、興奮度100%になったら敗北。
原則的に、同じ相手に2回目に負けたら、ゲームオーバーです。

上の画像のように、「自分が不利になったら誘惑」と、スケベの連続。
戦闘画面は、Hイベントだから、主観視点になるわけで……。

状況によっては、主人公の姿も登場しますが、エロゲ主人公っぽいから、ご安心を。

射精1回で終わらないのは、そもそも、戦闘中だから。
ただし、興奮しすぎると、戦う意志が失われてしまう結果に。

フルボイスとアニメに全振り

基本的に、Hシーンはフルボイス。
収録時間は、何と15時間です!

声優の数が多く、どれも魅力的です。
他の同人エロゲでも見かける、有名な名前がそろっています。

これに、簡単なアニメーションが加わるのです。

『プリンセス・ハニートラップ』は、このフルボイスと、アニメーションに全振り。
そのため、Hイベントの数では、少ないほう。

ただし、実際のMプレイのように、遊んでいるプレイヤーに訴えかける構成。
「おねだり」といった、自分が好みのプレイをしてもらうことも。

受け身だけどソフトM

ドMというより、ソフトMですね。
本当の意味で尊厳を砕くには、程遠いです。

ボイスも甘ったるく、羞恥心を煽るぐらい。
ゲームオーバーになったら、そのまま戻ってこられませんが……。

面白いのが、「誘い受けにド嵌まりして、オモチャにしてつもりが、逆にされている」というバッドエンド。
女に組み敷かれるパターンが目立つ中で、これだけ異色でした。

肝心のプレイは、男が受け身というだけで、それ以外は普通のHに近いです。
巨乳とお尻のバランスも良く、万人向け。

戦闘中のHにこだわった傑作

男主人公とあって、戦闘中の誘惑と、「我慢したけど射精により、負けた」の流れ。
それ以外をバッサリと切り捨てつつも、閉塞感にしない力量は、お見事です。

起承転結があるストーリー

同人エロゲらしく、「王女ステラに嵌められ、そのリベンジをする!」という話。
動機付けをしつつも、他の女と絡み合い、好みのタイプを見つけられます。

メインがはっきりしているから、迷いません。
それに、変な水増しがなく、「豪華な抜きゲー」といった風格。

ASMR作品と並ぶボイス、アニメーションや、豊富な立ち絵で、より情報量が多いです。
『オナホールクエスト』と、よく似ています。

なろう小説のシチュで大興奮

異世界ファンタジーでは、なろう小説のテンプレが増えてきました。
この『プリンセス・ハニートラップ』も、それぐらいの手軽な設定。

といっても、「考えなし」ではありません。
むしろ、その逆。
逆レ○プのために、必要最低限だけ、設定を用意したのです。

同人エロゲは、限られた人手、リソースだけで作ります。
それゆえ、削れるところは、徹底的に削らないと……。

「魔王を倒した後」という設定のおかげで、余計なレベル上げはなし!
「せっせと作業を繰り返すRPGのほうが良い」の意見も、ありますけど。
そちらは、ハクスラであって、逆レ○プとは真逆です。

チート装備があっても女体が強い

難易度の選択が可能で、「イージー、ノーマル、ハード」の3つ。
すぐに入手できる場所に【チート装備】もあるから、遠慮せずに使いましょう。

やり込み系ではないため、戦闘をさっさと終わらせるのも、一つの手。
ちなみに、製品版では、【回想部屋】をいきなり全開放できますよ?

『プリンセス・ハニートラップ』は、RPGの形式にした、アドベンチャー。
戦闘は逆レ○プで、誘惑され、女に気持ち良くしてもらうことが本命。

前述したように、M男をターゲットにした同人エロゲでは、一番の甘口。
「女の子に責めてもらいたい!」と考えている方にも、オススメです。

美しいモンスター娘たちの誘惑

人外のモンスター娘は、どれも人間っぽい造形。
こちらは手堅いデザインで、安定した感じです。

王道のサキュバスは最弱にして最強

「男の精を吐き出せる、サキュバス」
異世界ファンタジーの定番で、同人でも人気ジャンル。

『プリンセス・ハニートラップ』でも、「小悪魔」が、立ちはだかります。
上の画像の娘ですが、Hすぎますねー!
巨乳から目を離せないうえ、ドスケベな格好。

「直接の戦闘では最弱」というのは、お約束。
セックスバトルになれば、逆に最強というわけで……。

もう1人が、魅了の精霊シャナ。
こちらはメインストーリーの重要人物で、幻覚や魅了による誘惑です。

ロリ好きにたまらない妖精たち

一押しが、イタズラ好きな妖精。
4匹もいて、それぞれに敗北Hが異なる、こだわりよう!

妖精の森で、鬼ごっこイベント。
小さな妖精に、人間さまの極太をぶちこむのは、最高です。

合法ロリとの淫らな祭典は、『プリンセス・ハニートラップ』を買うのに、十分すぎます。
淫語たっぷりで、フルボイスが凶悪。

『Milking Farm』でも、妖精によるHがありました。
もっとも、あちらは虫のような雰囲気で、メスガキっぽい感じの真逆。

人外ではなくコスプレ的なモン娘

美少女がコスプレしている雰囲気で、「モンスター娘」と呼ばれているだけ。

異形だと、オッパイ4つとか、ザラですからね。
でも、万人受けをするためには、普通の美少女にしたほうが吉。

純粋な「モン娘」ファンの方々には、あまりお勧めできません。
エロエロで、シコれることは、事実ですけど……。

モンスター娘については、『もんむす・くえすと!前章 ~負ければ妖女に犯される~』が、グッド!
三部作という長編ですが、面白くて、抜けます。

逆レ○プとして1キャラが濃厚

「ストーリーを最短に、キャラも厳選」
これで売れ筋にしたのは、前作の経験値と、サークルの知名度も、大きいです。

状況に応じて台詞が細かく変わる

生身の女とのHのように、主人公のパラメータ、選択で変わっていく台詞。
アニメは固定パターンであるものの、臨場感がすごいです。

ASMRと同じボイスで、その系統のエロゲらしく、プレイ環境をカスタマイズ可能。
発売後のデバッグを長く続けており、サークルとしても、信用できます。

『アルフィミアの塔』と比べて、「あれ? 短いな?」と思えますが、ボリューム的には同等。
それだけ、濃厚なHです。

1回目の敗北は許してくれて、「また来たんだー❤」と言ってくれるのが、ちょっと嬉しい。

好みのキャラが2以上いれば買い

『プリンセス・ハニートラップ』は、登場するキャラのうち、2人がストライクなら買い!
さんざん申し上げたように、1人のHが濃厚ゆえ、満足度が違うからです。

流行りのアニメと同じ、線が細く、豊満な身体の美少女たち。
いわゆる、ハンコ絵ですが、髪型、表情、服装によって、しっかりと差別化。

服装のデザインも、かなり凝っています。
これをそのままアニメ化したら、万策尽きそう……。

主観視点でアップになる顔、尻、オッパイが、実にそそります。
見て分かる情報を省けるのは、RPGの大きなメリットです。

こちらに呼びかける台詞が多く、リアルの女は絶対に言わないものばかり。
だからこそ、同人エロゲ。

フルボイスを気に入るかどうか

ぶっちゃけ、フルボイスをどう評価するのか?
それに、尽きます。

『プリンセス・ハニートラップ』の体験版を遊んでみて、「ボイスがウザい」と思ったら、向いていません。

工数のほとんどは、15時間のボイスと、アニメーションに費やされていますから。
半分をオミットしたら、けっこう厳しいです。

ただ、クオリティと分量に対して、非常にリーズナブル。
そのため、ボイス抜きのプレイでも、買うだけの価値があります。